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2017年1月 9日 (月)

アリとキリギリス

成人の日の連休にわざわざ埼玉の姉が来道しまして入院中の父に面会に来ました。一泊二日ですので本当に面会だけのための訪問です。晩に母と3名で寿司食べに行きました。父の顔を見るのは1年ぶり位だと思いますがあまりの豹変振り(骨と皮です)にやはり驚いていた模様。「経管栄養入ったから長生きするよ」という母の言葉に首をひねる姉。そりゃ姉も看護師だからわかるでしょう。私も言おうとしたけど、口から食事できなくなって鼻から流動食流して、口には酸素マスク。痰を自力で吐き出せず常に喉からゼロゼロと音出してサクション吸引しているようじゃあもう長くないでしょう。当の本人がもう生きる気力無くしているんだし。

そもそも療養病棟は「人生の終着駅」です。詳細↓

https://ameblo.jp/nsdr-rookie/entry-11488420211.html

自分もリハビリの仕事してこういう患者様何十人も見送って来ました。まあ父ほど異常にリハビリを拒絶する患者さんも私の20年以上の臨床経験で3~4名しか見ていませんが(w)。どれほど怠け者なんだ...

晩飯中、母の「一人息子が大学進学で別居して寂しくないか」との質問に姉曰く「全然。だって今年成人になる子供がいつまでも親の世話が必要じゃあ困るでしょ。親が死んだら後追い自殺するような子供に育てたら子供がかわいそうだ。」ごもっとも。誰かに聞かせてやりたい。

よくネットで「親が死んだらどうするの?その質問内容が不明だ」「せっかく就職した会社が倒産したり直下型地震が起こった時のことを常に考えているやつはいない」とかほざくバカいますけどhttp://inazumanews2.com/archives/34674267.html(←参照)マトモな社会人なら、そういう「最悪の可能性」については常に心構えを持っている。特に医療職を始め人命を預かる仕事についている人なら「リスクマネジメント」(危機管理)なんて言葉はがっちり教育されているもんです。日産キャラバンのTVCMでも「プロはいつも危険に備えている」と言っている。

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私だったら即答できます。「親が死んだら近所の祭儀場で密葬します。もう場所もプランも決めています。」「すぐ転職できるように、すぐ使える資格はいくつも持っているし、そのスキルも持っているつもりです」「震災保険に入っています。というかうちのマンションは保険強制です。」「自宅に極力現金は置かず、定期預金や国債や株にしている。燃えても再発行して貰えるし、空き巣に盗まれても簡単に換金できないようにしています。」「国債がデフォルトしたら?一応外貨も持っているけど、国債がデフォルトしたら日本円の資産は全部ダメになるんだから私なんかより自分の心配したら?」

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↑参考資料「ゲーム専門学校」(鈴木みそ著)
興味ある人はググって下さい。

 

当の私の父も「今が楽しければ良い。後は野となれ山となれ」という人で若いときから「オレは60歳になったら死ぬからいいんだ!」が口癖でした。貧乏なくせに毎年のように新車を乗り換え(従兄弟からも「どんだけ金持ってんだと当時思ったね!」と回想されてましたので周囲から見ても尋常じゃない浪費だったんでしょう)、食卓にタラコ筋子塩辛などしょっぱいものを欠かさず、野菜をロクに食べず運動もせず、そういうしょっぱいものをペロペロ舐めながらお酒をガブガブタバコをスパスパという食生活です。結果60歳どころか50歳にもならないうちに高血圧で心臓壊して働けなくなりました。私が高校2年生の頃です。そう、私がカメラ雑誌の読者投稿欄や月例フォトコンに投稿し始めた頃がまさしくその修羅場の始まりでした。一番お金掛かるときに働けなくなり、若い頃は車に散在したせいで貯金も無く、上述の姉も私も進学にはえらい苦労しました。家から通える国立大しか選択枝無かったです。その授業料が安い国立でさえ姉は奨学金を、私は授業料免除を受けました。学生時代はバイト三昧でした。地下鉄代すら惜しく雨の日も自転車で通学しました。私の臨床実習先の病院に父が入院していた事すらあります。2016年10月13日の「やたらとウチの近所が出てくるマンガ」でも書きましたが、私の大学生時代は灰色でした。今もあまり思い出したくない。カメラ雑誌への投稿が唯一の心のよりどころでした。カメラという生き甲斐が無かったら、私も引きこもりニートになっていたかもしれない...

そもそも6年前にも一度脳出血で倒れているのに酒もタバコもやめず一向に野菜を食べなかった父です。「今度倒れたら右手か左手が動かなくなるよ。そんなに病院で流動食飲みたいのか?」と問い詰めても(注釈:まあ最近の流動食はかなり美味しくなりましたが、明治メイバランスとか)「おう!いいねぇ!病院で流動食飲むの楽しみだ。あ~!早く寝たきりになりてぇなぁ!ゲラゲラゲラ!」とほざいて聞く耳持たなかった父を見たら「こりゃ近いうち倒れるから、今から倒れたときに備えてケアプラン立てておかなきゃ。」と心構えするのが当然でしょ。ですので一昨年に父が二度目の脳出血で本当に寝たきりになったときは私も母もまったく慌てなかったし、当初から頭の中にあったケアプランをそのまま病院のケアマネジャーに伝えました。みるみる行き先が決まって倒れてたった1年で終の住まいを確保でき、母が介護するという最悪の結末を見事に回避できて安心しています。父のためなんかじゃない。母がこれ以上苦労しないためにしたんです。

 

こういう父親見たら、姉も私も「将来のこと考えないと父みたいに破滅するんだ」と健康に気を使い(まさしく姉は職場で健康管理部門にいます)、蓄財してあたりまえ。実際姉は、父が心臓壊して働けなくなった年齢をすでに追い越していますがバリバリのキャリアウーマンで、ここでは書けない様な日本政府の中枢に位置する最先端の研究所に勤めております。母自ら「私はトンビが鷹を産んだんだ。」とおっしゃっております。

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引用 http://yaplog.jp/akasakafugu/archive/2056 
http://yaplog.jp/akasakafugu/archive/2098
すんません。長男で末っ子の私が一番出来が悪くて(w)。あたしゃトンビから産まれたオカメインコです(w)。

ま、姉との共通見解ですが「借金残さなかったから許す。」「ただし老後の面倒なんか見るもんか!」です。

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