1年ぶりの釧路
昨年2月の久しぶりの3連休以来11ヶ月ぶりの釧路です。
おお、何もかも懐かしい..
札幌は雨でグズグズの連休でしたが釧路の日曜日は見ての通り青空に恵まれました。ガソリン代かけた甲斐はありましたよ。
シカさんが現れたらタンチョウ観察センターのマスターがトラクターで追い払うんですが、別に悪さするわけでもないし、これはこれで絵になるんで追い払わなくても良いと個人的には思います。
広角はレンズ交換ができるライカM6に仕切ってもらい、標準はコニカS(十分ライカと同じ仕事しますコニカS2参照)に活躍して貰いました。いや、2台とも一眼レフより出番多かったですよ!!天気良くて至近距離でバンバン飛んでくれましたから。これは現像が楽しみ。
あと、意外に活躍してくれたオリンパスペンFT。レンズは義兄のお父上の遺品のニッコール70-300ミリF4-5.6ED。なんとEDレンズです!!高級品!!
これ、確かに形見分けに頂いた記憶はあるし、レンズの説明書もあったのに、実家に置いていたらいつの間にか行方不明になってしまい、昨年末、父の遺品の整理していたらテレビラックの一番奥から埃まみれになって出てきました。私も無くしたと思っていたのでトキナーの100-300ミリ買ったんです(参照:台風一家(過))。
父はなぜか自分では決して200ミリを超える焦点距離のレンズは買わなかったし買ってあげても触ろうとしなかった。自分で買った最長焦点距離はバリオゾナー80-200ミリとテレテッサー200ミリF3.5で、バリオゾナー75-300ミリやテレテッサー300ミリは手を出さなかったし、当然ミロター500ミリF8なんか買うはずも無い。
超望遠レンズで野生のフクロウの写真を撮っていた叔父さんのことを「けっ!あいつは写真がうまいんじゃない!カメラの技術にオンブにダッコしているだけだ!あんな良いレンズ持ってたら誰だってこれくらい撮れる!」と信じられない暴言を吐いて「じゃあ物置に入っている僕の600ミリレンズ貸してやるから一緒に鶴居村に鶴撮りに行って叔父さんの鼻をへし折ってやろうよ!」と挑発したら走って家から逃げ出した話は過去にしましたが、貸してやるといっても、タダで300ミリを貰っても決して触ろうとさえしなかったというのは、「自分に使える焦点距離は200ミリが上限で300ミリ以上は自分には使えない。」と心から固く信じて拒絶していたんでしょうか?別に使うだけならタダだし、失敗作が大量に出ても誰にも見せなければ恥もかかんだろうに?パソコンもケータイもビデオデッキもデジカメのときもそうだったけど、「嫌いなものはタダで貰っても絶対に触らない!」というあの意固地さは何だったんだろう?「新しいもの、嫌いなものは絶対に触らない」のは認知症の典型的な症状(参照:https://www.ninchisho-forum.com/knowledge/kaigo/008.html)と言いますが、母の話では「若い頃から食わず嫌いで、嫌いなものや食べたことが無い物は決して箸をつけようともしなかった」そうなので、性格かな?まあ、私だってやる前から食わず嫌いというものはあります(スノボとかゴルフとか乗馬とか大判カメラとか)。しかし、「タダで道具貸してやるから」「タダで手取り足取り教えてあげるから」とまで誘われたら断りませんがね。
2~3回試した上で「やっぱり僕には向いてないわ。」ならわかるんですがやったことも無いうちから「あんなもん良い道具さえあれば誰にだってできる!」はい、「じゃあ最高の道具をタダで貸してあげるからやってみてください」と言ったら「走って逃げる」は無いんじゃないか?それって道具に対する侮辱でしょう。
ちなみに私も札幌ライカクラブのI氏から中版カメラを熱心に勧められ、ミノルタオートコードをタダで借りてフィルム3本程通しましたが「やっぱり動くものを撮る僕には向いていないようです」と丁重にお返ししお断りしました。道具のせいにするな!悪いのは自分の腕前だって事です。
これは今朝のタンチョウ観察センター。自分の目を疑いました。成人の日の祝日なのに、観客は私一人だけ!!いったい何があった?タンチョウ観察センター!!
どうも、環境庁のお達しで、タンチョウの生息数も1.500羽を超えた事だし、給餌の量を減らそうと言うご指導があり、一昨年から大人気の「お魚タイム」(生きたウグイを午後2時にタンチョウに配る。そうするとオジロワシやオオワシが横取りしに来て盛大なバトルが繰り広げられるお楽しみタイム)が廃止されたので、めっきり客足が落ちてしまったそうな。あのイベントが無いなら入場無料の鶴居村鶴見台や伊藤サンクチュアリでもいいという事でそっちに客が流れてしまったらしい。
個人的には、今年から禁煙になってくれたのは嬉しいんですけどね。
カメラ構えているときに隣でタバコ吸われるほど不愉快な事は無い。
タンチョウ撮影行では毎年1回は何か必ず壊すというありがたくないジンクスが私にはありますが、今年はついに四半世紀の間愛用したペンタックスLXが昇天しました。このカメラはスキージャンプのゴールドメダリスト原田雅彦氏の結婚式の撮影で活躍したカメラです!!モータードライブは一昨年故障し、手巻きで今まで使っていたんですが、本日、ついにシャッターが開いたまま閉じなくなり、ご臨終!!開いたままのシャッターを指で閉めたら何とかフィルム巻き戻し出来ましたが撮影済みのカットが光漏れしていないことを祈って現像に出しました。ちなみに最終カットは28コマ目で終了。あ”~!昨年のペンタックスMZ-3の悪夢が蘇る。一台、また一台と「ご不動様」のフィルムカメラが増殖していく...やっぱり父のコンタックス全部手放して良かった...
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あけましておめでとうございます!
今年もよろしくね😊
冬の道を釧路まで行く行動力に敬意を表します!
僕なんてAWDのヴェゼルにしても真冬に遠出する
勇気は無いですから。
月末のゼットカメラ室内撮影会でお会いするのが楽しみです。
お土産話聞かせてね!
投稿: 笹川 | 2018年1月10日 (水) 11時33分
あ、ご無沙汰でした。あけましておめでとうございます。
一昨年の台風で崩落した日勝峠、復旧しまして、今回初めて復旧後の峠を走りました。まだあちこちで工事が続いています。頂上付近のトンネルはすっかり新しくなっていましたので、このあたりが一番ひどく壊されていたようですね。ゼットカメラ撮影会のお誘いは土曜日に社長自らお電話下さりました。もちろん参加します。楽しみですね。
投稿: 管理人 | 2018年1月11日 (木) 20時15分