さようなら渡辺昭憲さま
札幌ハッセルブラッドクラブ元会長の渡辺昭憲氏が1月5日に亡くなり本日お別れの会に参列しました。場所は札幌白石記念斎場。
渡辺さんとは30年近いお付き合いです。本当にかわいがってもらいました。
当サイト「ミノックスクラブが新聞に紹介されました!!」(参照:http://masupi.com/newpage16.htm)
の記事で私の左側に写っているお人です。
数年前からパーキンソン病を患っており、本職が作業療法士である私にも「パーキンソン病に良いリハビリ教えて」とちょくちょくご相談がありました。訃報を聞いたとき「パーキンソンじゃあ死なないだろ?何で?」と驚いたら、すい臓がんで診断名が告知された翌日に亡くなられたそうです。
仏前に飾られていた渡辺氏の生前の最高傑作。雲海の大雪連峰です。全紙に伸ばされた生プリントは大迫力でした。
遺品に飾られていた生前の愛機。ハッセルブラッド203FEですね。レンズはプラナー110ミリF2とゾナー150ミリF2.8かな?(レンズキャップはめてるので詳細わからず)
長年レンズシャッター式だったハッセルブラッドがフォーカルプレンシャッターを採用し、大胆に電子化してプログラム、両優先AEを採用したことで記憶に残る機種です。
追憶ビデオ見ていたら私と一緒に写っている例の新聞記事が紹介されていました!!赤面&感動で涙を抑えきれず人目をはばからず泣きました。そんなに、あの取材が嬉しかったんですね。
閉会後、奥様が参列者に淡々とご挨拶される中、私が「間に合って良かった。参列できて本当に良かったです。僕なんかを追憶ビデオに紹介してもらえるなんて恐縮です。」とご挨拶したら、奥様、私の手を両手で握手され涙を流して「よく来てくださった。」と大感謝してくださりました。
昨年の父の死去に続き、訃報が続いている今日この頃。自分もそういう年齢になってきたんだと実感しました。自分が死ぬ時も渡辺氏のように周囲に惜しまれ、感謝され、そして自分の仕事を受け継ぐ後輩を残した上で「最後までリハビリを諦めず」「できることは最後まで自分でやって」逝きたいと思います。
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