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2018年3月15日 (木)

ニシンが来たお!

一昨日、小樽に「春を告げる魚」ニシンの大群が来たというおめでたいニュースが!!

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000005-htbv-hok

さっそく昨日、取れたての小樽産ニシンを塩焼きにして大根おろしたっぷり乗っけて食べてみました!まいう~!付け合せは肉じゃが。帝国海軍風にぶつ切りのコンニャクを入れて、煮汁は完全に干上がるまで火にかけます。

Cimg1535

新鮮だから刺身で食べてみたいとも思ったけど、当たるとコワいのでギリギリで踏みとどまりました。
私の物心ついた頃はニシンは幻の魚でした。銭函出身の母が「子供の頃は毎日おやつは身欠きにしんで、飽き飽きしていたけど、腹いっぱい食べられたから戦中戦後の食糧難でもお腹減った記憶は無かった。」という昔話をはるか昔のお話だな~と聞いていたものです。こんな流行歌もあったし。

https://www.youtube.com/watch?v=1xtVGlK2qYA

「あれからニシンは何処へ行ったやら~」昭和50年代の小樽ではニシンはまさしく「過去の栄光」でした。

小学生の頃、社会科の教科書で「明治時代の小樽では捨てるほどニシンが採れ、多くは身欠きにしんと肥料に加工されました。」とあり(当時の写真:https://otaru-aq.jp/nishingoten)、子供心に「そんな根こそぎ乱獲したからニシンがいなくなったんじゃないか!何で食べる分だけ採って後は逃がしてやらなかったんだ!?」と憤りを覚えたものですが(同じ事がここで書かれています:http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2067?page=2)明治時代当時の富国強兵時代は「資源保護」「エコ」などという言葉は無く、手に入る資源は全て根こそぎ収穫して全て換金しなければ欧米列強の植民地になってしまうという弱肉強食の時代だったんです。乱獲が原因だったなんて当の猟師さんが一番良くわかっていたはずです。だって卵を産むために小樽港に来たニシンを一網打尽にしてしまっていたんですから。(だからマスコミも教科書も「乱獲」とは一言も書いていなかった。)

冷蔵庫の無い時代、身欠きにしんは京都大阪といった「上方」に樽前船で運ばれると高級食材として持てはやされました。ニシンの油粕は硫安のような化学肥料が無かった時代は貴重な窒素肥料で食糧増産のためには不可欠でした。小樽のニシンの乱獲の上に明治大正昭和初期の富国強兵、食糧増産があった訳です。

21世紀の現在、稚魚の放流という地道な努力の成果が合って小樽にニシンが戻ってきました。こういうのを見ると、人間の努力も捨てたもんじゃないなぁと感じます。

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コメント

ニシン 僕らの世代には幻の魚ですね!
石狩挽歌の世界です!
かなり昔に他界した僕の秋田の祖父が若い頃
北海道でやん衆してたそうです。
ニシン戻ってくれてありがとう

ありがとうございます。今年タンチョウの生息数は1500羽に達したそうです。佐渡島のトキも、コウノトリも、かつて日本人は絶滅に追いやりましたが外国種を譲り受け、何とか自然繁殖にこぎつけました。アメリカのハクトウワシやカリフォルニアコンドルやバッファローも何とか絶滅危惧種から卒業したそうです。リョコウバトやドードやカロライナインコなど絶滅した動物はもう二度と戻らない。人間はかつての乱獲の愚かさを反省し、続く次世代にまで希少動物を守る義務があると思います。
昭和50年代は「豊平川に鮭を呼び戻そう」というカムバックサ-モン運動がありました。当時の私は「え!?あのドブ川に鮭を呼び戻せって?無理じゃん?」と思ったけど、見事に稚魚の放流活動は実を結びました。21世紀の現在、環境汚染に苦しんでいる中国や韓国を救えるのは日本の下水・排気ガス処理能力と野生動物の保護活動のノウハウだと思います。
個人的にはクロマグロとニッポンウナギは2~3年くらい禁猟処置をとり猟師さんや外食産業には補助金を出したり代理魚を奨励するような政策が必要だと考えます。別に本マグロやウナギ食わないと困る訳じゃないですし。

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