余市へ招待
昨日の札幌観光の続編で、本日は余市にご招待致しました。小樽は過去に行ったことあるそうなので、余市に。それもQ氏からは「電車でいいよ。増田君お酒飲めなくなるでしょ?」との気遣いに「昼間っから酒飲まなくても良いです。地元だから。それよりも公共の交通機関じゃ行けない所行くんだからクルマ出します!」と強引に説得して冬タイヤに交換したばかりのめるちゃん出動。何と、出撃当日にガソリンスタンドでタイヤの空気補充するという泥縄ぶり!

余市に向かう途中にある「フゴッペ洞窟」1~5世紀ごろの北海道に残る最古の洞窟壁画です。これは、電車じゃあ絶対行けない。私、小学生の頃「モヨロの火祭り」(参照↓)
という児童書(うえ、今買うと3800円もするのか..捨てなきゃ良かったのに...というか著者さまは昨日のデスモスチルスの人と同じですね)を読んで、親に頼んで「行きたい行きたい」とねだったことあります。でも昭和50年ごろのフゴッペ洞窟は金網に囲まれていて許可がないと中が見学できなかったのでがっかりした覚えが。
良い歳した中年になって、友人への親切というオブラートに包んで、実は自分が見たかったフゴッペ洞窟壁画。40年ぶりに見る事ができました(w)。壁画の周りがガラスで覆われていて、ガラス越しにだけど閲覧できるんですよ。ただし撮影厳禁なので映像はナシ。

他サイトから拾ったフゴッペ洞窟の壁画の数々。「何これ?宇宙人?」と思われるでしょうが、リオのサンバの踊り子を想像したらわかりやすいんじゃないでしょうか?頭や背中に羽飾りをまとった巫女や祈祷師が、こんな姿で豊漁や無病息災を祈願したんだという説明が展示物にありました。まあ、そうなんでしょうね。
友人のQ氏曰く「古代のジュディ・オングだね。」うまいこと言いますね。昨日の北大博物館へ行きましたの北大博物館に展示されていたオホーツク文化圏の土器とかが今回のフゴッペ洞窟見学の良い露払いになりました。って!自分が子供のころ読んだ本のリサーチ巡りしてるだけじゃん。昨日のデスモスチルスの件とか。

続いて、宇宙の街、余市で紹介した余市宇宙記念館に再び行きました。決して自分のシュミだけじゃない!!Q氏も種子島までロケットの打ち上げを見に行くくらいの宇宙フリークですんで、これは絶対外せないでしょう!!Q氏曰く「どれだけ毛利さんばかりなんだ..」はい、余市の生んだ英雄ですから。
それにしても、この施設がJAXAの手先である事は前も書きましたが、旧NASDAのロケットはほぼ試作で終わったJ-1まで展示しているのに、ISAS(東大宇宙研)のミューロケットは1本も展示してないってひどいんじゃないですか?これじゃあ旧NASDAとISASはウワサ通り仲が悪かったと思われちゃいますよ!

施設の奥まで行くとやっと、端っこの隅にISASのイプシロンロケットのペーパークラフトが1本だけありました。どんだけ冷遇されているんだイプシロン!
NHK「コズミックフロント」に出演されていた。糸川先生の初期の直弟子の一人で糸川先生の後を次いでISAS所長になった、秋葉鐐二郎氏(参照↓)
https://www.youtube.com/watch?v=97rASB8rNgY
>最初のH-Ⅰロケットは三者協力でやりましょうという話でスタートしているのですね(実は凄かった日本の宇宙開発で書いた通り、N-Ⅱロケット以降はISASとNALも開発に参画していることを認めている)とか
>その後、事業団との協力関係はどうだったのですか?
>全体としては協力会を通じて協力しました。当時コンサルティング的な立場でいろいろ顔を出しましたが、いずれにせよ事業団は技術導入主体だったので、相容れない部分がありました。宇宙開発委員会は間を取り持ってくれました。いい体制だと思っていました。
>二頭立ては悪くなかったと言うことですね。
>サイエンスコミュニティー からみると宇航研は軍事とか、ステーションとかから分離されていると見られ、うらやましがられましたね(↓引用)。
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/space/kaihatsushi/detail/1298758.htm
など、ISASとNASDAが対立しているというのはマスコミや何も事情を知らない議員といった外野が勝手に焚き付けた世論で、実際は設立当初よりNASDAとISASは協調関係にあると思っていましたが、ISASを良く思っていない旧NASDA側の幹部も未だにやっぱりいるんでしょうか?
>今現在では一緒の事業体となった(様にあんまり見えない気もするが)この二つにどのような差があったのか(↓参照)
https://dic.nicovideo.jp/a/%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E5%9B%A3
秋葉先生のおっしゃる「相容れない部分」とは、恩師の糸川先生が首切りにあった理由である「ロケットは純国産技術で行くべきだ!」というISASと「構造の単純な個体燃料だったらそれで通用したが、構造が複雑な液体燃料は独自開発では実用化には何十年もかかる。まずは米国からの技術導入で悔しいけれども偉大な先輩から初歩から学ぼう。」という立場のNASDAとの衝突だった訳で、どっちの言っていることも正しいところと間違っているところがあるとは思います。米ソと違って日本にはドイツのV2ロケットの技術は伝わっていなかったんですから。
ちなみに前回のハイブリッドロケットCAMUIを発明した北大の永田教授は秋葉教授の教え子なので糸川先生の孫弟子にあたります(↓参照)
http://dokei.net/conts.php?nid=188
60年前の糸川先生のペンシルロケットが現在のハイブリッドロケットCAMUIまで脈々と繋がっているんですよ!

最後に、現在構想段階にあるオリオン計画。4人乗りの宇宙船を月に送るアレスロケット(中央)の想定模型です。うわぁ~!50年前のサターンV(左)でも空前絶後の巨大ロケットなのに、やっぱりペイロードを増やすとこれ以上の大きさになるんですね。人数を3名から4名に増やすと見事に長さも4/3倍になると(w)。まあ、どんなにエレクトロニクスが進歩しても物理法則は変わらない。同じエネルギー密度の推進剤を使う限り、ツィオルコフスキーの公式通り、ペイロードの重さの9倍の推進剤が必要な宿命は、アポロの時代から変わらないんですね。


続いて、宇宙記念館の隣にあるニッカウイスキー醸造所にご招待。入場無料の上にウイスキー無料サービス付きですぜ!友人Q氏大喜び(私はめるちゃん運転するんで飲めません....)。
こっちは有料のバーです。「せっかく北海道に来たんだから是非飲んで!北海道の味ですよ!」と薦めました。

ムーディなランプをバックに。おぉ、マイクロフォーサーズでもこんな雰囲気のある画像撮れるんだ。


来園者全員に無料で振舞われるウイスキー。左から順にシングルモルト余市、スーパーニッカ、アップルワイン。入場無料で、タダ酒とは大盤振る舞いですね!ニッカさん。私は飲めないけど....

いいもんいいも~ん!お酒飲めない人にはニッカのサイドビジネスだったりんごジュースが飲み放題だも~ん!ウイスキーはおかわり厳禁だけどりんごジュースは飲み放題なんだぜ~!!


昼食は前回(スペース童夢第3弾参照)母を連れて行った「余市番屋」で回転寿司。やっぱり大好評でした。「トロとかイクラとかどこでも食べられるネタじゃなく、北海道地元のネタをお勧めします。安くても美味しいです!」とアドバイスしたとおり、タコやイカを何皿もおかわりしていました。特にシラウオの軍艦巻きとイワシの刺身の握りは好評。北海道じゃないと食べられないと思いますよ。
大満足のQ氏。千歳まで送るよりは列車で帰るほうがどう考えても早いので南小樽駅でお別れ。大満足のご様子で、ガイドとしての責任を果たせて一安心の2日間でした。
「次は増田君が東京に来い来い!」と熱烈な勧誘だったんですが、休みが...本当に三連休くらい取れるようになって欲しい!です
職場様、人員補充お願いします。
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2日間ありがとうございました。
1泊2日でいいからおいで~。大晦日だったら、コミケに出てるよ!
投稿: QUARTET | 2018年11月26日 (月) 17時24分
どうもです~。29日の書き込みは状況が大幅に変化したので削除して改めてレスします
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飛ばして実家におかめずを預け、千歳空港に高飛びすれば29日深夜に羽田に行ける計算です。正月休みなのでカメラ店や博物館は休館してますが、それでも東京巡りしたいです。とりあえず、今から飛行機のチケットまだ残っているか調べますね(正月だからきついかも.....)
職場の仕事納めは29日の土曜日で当然半ドン。30日31日は休み確保しました。その代わり1月3日から出勤ですが
29日の半ドンで
投稿: 管理人 | 2018年11月30日 (金) 20時00分