EVF着けてリベンジ
先月の予告通り(参照:おかめず危機一髪!)、新規購入した電子ビューファインダーでタンチョウにリベンジです。
まだピントやシャッターチャンスは納得の行く歩留まりでは有りませんが、モニターで構図合わせするよりずっと快適で正確にはなりました。ドットサイトというご意見もありましたが、主役以外の脇役の配置や背景の処理も考えるとやっぱりファインダーで構図を取りたい。
まず、こういう動くものを追いかけられるようになったのは嬉しい。ですが、やっぱり前にCAPA誌ドクスペに投稿した「画像のタイムラグ」は終始追いて回りました。
ミラー付のデジタル一眼レフもそうですが、わたしが未だにフィルムのレンジファインダーにこだわるのも、光学ファインダーのタイムラグの無さとミラーが無い事によるシャッタータイムラグの短さ。そしてフレームの外側が見えるのでレリーズのタイミングをギリギリまで待てるからです。今回のタンチョウ撮影のお供。コニカSは標準担当。コニカヘキサーRFは35ミリ担当。ライカM6は28ミリ担当です。今朝は頭上をタンチョウが低空飛行でバンバン飛んだので大活躍でしたよ。
今日は連休最終日。そしてアジア諸国では旧正月という事で北海道ツアーで大繁盛です。おお、往年のタンチョウ観察センターの賑わいが戻ってきました。
観光客に愛想を振りまくタンチョウさん。この子、去年もいた。異常に人間に懐くんですよ。何とこの直後に柵を乗り越えて中に入ってきました!!
つぶらな瞳。係員に追い出される前に撮りました。このように静止した被写体の解像度から見るに、レンズ自体の光学性能はさすがEDレンズだけに非の付け所が有りません。静止している被写体ならば完璧なのに動く被写体ではブレボケ連発というのは、わたしの腕前もあるけど、やっぱりカメラのピント追従性にも責任あると思う。何つうか、やっぱり先のタイムラグもそうですが、MFにした場合も、機械式のダイレクトコントロール(直接操作)でヘリコイドを回すのではなく、オリンパスお得意の「パワーフォーカス」でリングを回す操作を介してモーターでリモートコントロール(遠隔操作)しているので、操作の手ごたえにも何かワンクッションのタイムラグがあるんです。
慣れるための練習も必要ですが、やっぱりミラー付一眼レフを完全に淘汰するには、わたしがCAPA誌で指摘したように、フル画素数でのプリキャプチャー機能の普及が必要だと思います。
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ここはやはり、OM-D EM-1 Mk.2のプロキャプチャーモードを試してもらわないと。
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em1mk2/feature.html
そして、人の近くに平然と近づいてくるタンチョウにもビックリです。
投稿: QUARTET | 2019年2月12日 (火) 07時49分
ありがとうございます。
まあ、私程度のアマチュアが提案する程度の事は、とっくに最前線で戦うプロ写真家の方々が指摘されてました(↓)。
http://ipocamera.hatenadiary.jp/entry/2016/12/29/165738
本当に「ミラーレス」「タイムラグ」でググったらいくらでも出てきます。レンジファインダーに拘る理由もこの質問箱↓
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14158761169?__ysp=44Of44Op44O844Os44K5IOOCv%2BOCpOODoOODqeOCsA%3D%3D
で力説されてますね。
ええ、私は決してデジカメ嫌いでもミラーレス否定派でもなく、むしろミラーレス大推進派で、航空機のジェット革命やインターネットのIT革命に匹敵するくらいの時代の革命期だと認識していますので、光学ファインダーを淘汰するほどのデジカメの出現をむしろ15年前から望んでさえいました。
ついでにこのタンチョウさん。係員が「ここはあなたが入る場所じゃないのよ。」と優しくとがめたら「フッフッ!」と威嚇しながらどんどん中に入ってきました。外国人観光客は喜んでいましたが。この子、生まれたときから人間に餌付けされていて、人間が大好きで人間と仲良くなりたかったんだと思います。これが餌付けの問題点でもあります。うちのおかめずと同じですね。
投稿: 管理人 | 2019年2月12日 (火) 21時26分