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2019年6月30日 (日)

10大宇宙クラブ続き

9位「イラン」2009年。

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オミード。これも当時アメリカが「戦略ミサイルだ!」と噛み付きました。米とイランの険悪な仲は今に始まった事じゃない(参照:まるで40年前に時計の針を戻したようだ...)

10位「北朝鮮」2012年。

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光明星2号・3号。一応軌道には乗った事が米NORADのレーダーで確認されましたが、何も電波を発していなかったようで「打ち上げ成功、運用失敗」のようです。国民を餓死させて置きながら人工衛星を打ち上げるというあたりにこの国のどうしようもなさが伺えます。

11位「韓国」STSAT-2。2013年。

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ちなみにウィキペディアではロシアから輸入したロケットなので「自力での打ち上げ」とは認めていない模様(w)。10番目に入れなかったことで韓国マスコミがすごく悔しがったというが、悔しがるよりも北朝鮮がそんなぶっそうな物持っていることに対する危機感とか無いんでしょうか?

そして昨年

12番目「ニュージーランド」2018年。

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キューブサット7機。今年の1月に内之浦から打ち上げられたイプシロン4号機の「革新的技術実証衛星」と同じコンセプトです。ホリエモン氏のMOMOロケットにしても北大永田春紀先生のCAMUIロケットにしろ、超小型キューブサットの打ち上げはすでに民間企業主導で行われている。この方も書いているとおり「人口が480万人というのは、北海道や北欧のデンマーク・ノルウェー・フィンランドとほぼ同じでありスウェーデンの半分ということだ。そんな国でも人工衛星を打ち上げられるだけのロケットを作れるということは、大抵の国で作れることを意味する。」今後、民間企業がどんどん衛星打ち上げビジネスに参入することで人工衛星の打ち上げ費用が下がる事は宇宙開発の発展のためにも良いことだと思います。まあイランや北朝鮮のように弾道ミサイル開発の隠れ蓑に使われるのはまっぴらですが。個人的は、次の13番目の国はインドネシアになるんじゃないかと予想しています。ブラジルの可能性もあるけど、

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過去に大惨事を起こしたし、どうかなぁ?

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さすが、糸川先生の時代に東大宇宙研からカッパロケットを大量購入して研究しただけ有って、日本のラムダロケットそっくりです。日本のJAXAも日本の技術で打ち上げるのは好意的に見ているようです。赤道直下の国ですので打ち上げの条件は日本よりはるかに恵まれている(内之浦から打ち上げるより燃料が少なくて済む)。50年前から観測用ロケットで実績のある固体燃料と、誘導装置がいらない重力ターン方式という日本が手取り足取り教えてきた「枯れた技術」ですのではるかに成功の確立は高いと思います。

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