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2019年6月30日 (日)

私が生きている間に人類は月へいけるか?

今年はアポロ11号の月着陸から50周年ということで様々なイベントが開催されています。

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今まで金勘定と軍事しか興味がないと思っていた米トランプ大統領ですが、意外にも宇宙開発にも意欲を示し、ブッシュ息子大統領がオリオン計画としてして提案しながらもオバマ大統領が「んな金有るか!」と一度はキャンセルした有人月探査計画を再発動しました。私の予想通り、ISSのこうのとりの実績から(参照。←自国で補給できなくなって日本に無理言って荷物運びを押し付けておきながらこのドヤ顔は何なんだろう?)、無人の補給物資輸送は日本のJAXAに任される事に。これはアニメの「宇宙兄弟」のように日本人宇宙飛行士が月面に立つ日も近いことを意味しています。

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アメリカも「日本に液体燃料ロケットの技術を教えて良かった!」と思っているでしょう。実はG7と呼ばれる国でも自力で人工衛星を打ち上げられる国はそう多くは無い(と言うか米国と日本しかいない)。V2ロケットを開発した元祖のドイツは戦後はロケット開発を禁止されたし、イタリアはアメリカから買ったスカウトロケットを打ち上げてはいたけどそれもESAの活動が軌道に乗ったら辞めちゃったし、フランスも打ち上げ設備をESAに移管してからは自国だけでの打ち上げはしていない。イギリスにいたってはたった1回人工衛星を打ち上げただけでその技術を破棄してしまった(後述)。カナダも自国でのロケット打ち上げを諦めた国だ(過去には爆撃機の開発もアメリカに邪魔されて中止している)。詳細は新刊2冊

参照。

「10大宇宙クラブ」という言葉があるらしい。何だ?ISECG(国際宇宙探査共働グループ)のことか?と思ったらそんな正式な名称ではなく、まだ人工衛星を打ち上げていない国が嫉妬やっかみと羨望を含めて名づけたらしい。ちなみに、10大宇宙クラブの衛星打ち上げ順位は..

1位「ソ連」1957年

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スプートニク1号(下は2号)

2位「アメリカ」1958年。

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エクスプローラー1号。ヴァン・アレン帯発見という科学史に残る成果を挙げました。

3位「フランス」1965年。

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A1アステリックス。豪快な打ち上げシーンですね。

4位が何と我が「日本」1970年。

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おおすみ。当時世界最小の打ち上げロケットでした。低予算で良くぞ頑張った東大宇宙研!

5位「中国」1970年。

 

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東方紅1号。日本のわずか2ヶ月遅れ。タッチの差でした..しかし衛星の大きさ、機能共に完全におおすみは負けています。おおすみはビーコン波を出すだけでしたが東方紅1号はその名称の通り中国の国歌を衛星軌道から流しました。宇宙デビューは日本と中国は同期ですが、すでに技術的には大きく引き離されています。

6位「イギリス」1971年。

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X3プロスペロ。

名前からわかるとおり、2回失敗した上で3度目の成功です。しかし予算不足を理由に(実はアメリカの圧力で)これ1回でイギリスは人工衛星打ち上げをやめてしまいました。これが最後の打ち上げとわかっていながら挑んだ現場の技術者の屈辱はいかほどだったでしょうか?

7位「インド」1980年。

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ロヒニ1。

ロヒニとはインド神話の月の神の奥様の名前。日本の月探査機セレーネ(かぐや)に通じるところが有ります。実家に有った平凡社の「国民百科辞典」で的川泰宣先生は1976年の時点で「イギリスの次に人工衛星を打ち上げるのはインドだろう」と予言していました。実際にその通りになりました。今やインドは中国、日本と並ぶアジア3大宇宙大国です。

8位「イスラエル」1988年。

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オフェク1。

イスラエルは東側が内陸になっているので、人工衛星打ち上げには不利ながらも地中海がある西側に打ち上げなければならず、地球の自転方向に逆らう逆行軌道しか選べないため、打ち上げてもすぐに落っこちてしまう宿命を負っています。それでも打ち上げを強行するのはアラブ周囲国に対する威圧もあるのでしょう。画像10枚貼ってしまったので後は次回(→10大宇宙クラブ続き )

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