札幌刑務所の味
非常食...ってほどでも無いが、私は虚弱体質(中学1年生の時の体育の成績「1」ってどんだけだよ!?)のくせに頭脳労働(研究職や教職)が嫌いで肉体労働(一生臨床でいいや)を選んでしまったもので、おなかが減りすぎてめまいがしたとき対策として、机の中にお菓子を用意しています(w)。それもなるべく高カロリーで、一口で短時間に食べきれる量。必然的に米菓子やチョコレート、ナッツ類が主流です。
そんな中で気に入っているのがアルフォート。
チョコレートの脂肪分とブドウ糖でがっつり血糖値を上げ、
なおかつビスケット側のでんぷん質で腹持ちも良い。昼休み中に飲むブラックコーヒーとの相性も抜群。
閑話休題、昨日、午前中だけで9単位(1名あたりリハビリ20分=1単位)びっちりやってヘトヘトになり昼休み中、机の上に組んだ腕の中に顔をうずめ午睡中、2名の同僚が一昨日の私の書き込みそのものの事をしゃべっていた。
「アメリカの死刑囚は死刑執行の前日に好きなもの食べられるんだって。バケツ一杯のアイスクリーム注文した死刑囚がいたそうだけど、これから死刑になるのに味わう心理的余裕なんてあるのかな?」「そりゃ死刑になるほどの凶悪犯罪者なんだからマトモな神経じゃないでしょ」みたいな。この二人、私のブログ読んでいたのかな?あえて、聞こえないふりして狸寝入りしていましたが...
そこで死刑囚ではなく、懲役刑を受けて刑務所の臭い飯を食う囚人の姿を描いた漫画&映画を思い出しました。
花輪和一著「刑務所の中」
映画では日高刑務所という実在しない架空の刑務所が舞台でしたが原作漫画では私の住居のすぐ目と鼻の先「札幌刑務所」が舞台です。
目の前にあるだけにリアル感があります。この通りをまっすぐ行くと中央バスの社屋があり、その隣には美味しいラーメン屋さんがあります。さらにこの画像の右側の道路を進むと私の行きつけの模型店が...(地元民だからわかる情報)。
ンなことはどうでもいい(w)。その花輪氏によると、模範囚のみに1月に一回だけ許される映画上映会で振舞われるお菓子の中で、最も人気なのがこの「アルフォート」なんだそうな(↓)。
刑務所にいると、どんな辛党でも甘いものが無性に食いたくなると聞きますが、そこまで?
お酒もタバコもポテチもコーヒー紅茶も好きな時に口にできない拘禁生活が続くと、缶コーラにチョコビスケット、こんな幼稚園生が喜ぶような小さな幸せにも大のオトナが感動するようになるんですね。私は絶対こんなところに入りたくはないです。
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