医療崩壊
このブログ読まれて、自営業や飲食店、ホテル勤務の方々など今回のパンデミックの被害をもろに受けた業種の方の中には「医療職はいいねぇ、病人が増えれば増えるほど仕事が増えるから食いっぱぐれなくて」なんて思っている人もいるかもしんない(「遊びで写真撮っているアマチュアのくせにライカ何か使ってムカツクんだよ!」とか因縁着けてきた某大写真家センセイ様あたりだったら絶対思っているだろうな)。
そう思うなら貴方も院内感染の恐怖に怯えながら私と一緒に働いてみますか?(参照:「泣きそう、賞与1/3の医療者」
だいたい「隣の花は赤い」「隣の芝は青い」というように自分が経験したことが無い職業はまぶしく見えるもので、どの職業にも苦労はある。まるで自分の仕事だけが貧乏くじで自分以外はラクしているかのような考えはさっさと捨てるべきであろう。すでに私の職場でも次々と職員が逃げ出しています。幸い私の職場からはまだ感染者は出ていませんが、自宅の近所の勤医協中央病院ではクラスターが発生しました。どうですか?これでも医療職は貰いすぎだと思います?
私も診察券持ってます。ここ2年以上は中に入ってないのでご安心ください。
緊急事態宣言は終了したものの北海道の自粛要請は変わらず「お持ち帰りのみで元気に営業中!」のモスバーガーさん。
北海道民のソウルフード。餃子とカレーのお店「みよしの」もテイクアウトで頑張っています。
もともとテイクアウトが中心だったKFCは逆にコロナ特需で儲かっています。ドライブスルーは長蛇の列。コロナ恐慌を逆手にとって利益を出している職種もあるんです。フライドチキンは子供が喜びますからね。そういえば90年前の世界恐慌の時はホットドッグとラジオが売れたそうな。理由はわかりますよね?安くて店舗が無くても屋台で調理できて持ち帰られる。仕事が無く暇で1日家にいるからラジオを聴く。今のコロナ禍に通じるものがあります。
緒方理奈さま水樹奈々さまから「食べて~」と言われたら食べないわけにはいくまい「なか卯」のチーズ親子丼(前も同じこといってたな)。
本来テイクアウトや出前をするお店じゃない「すかいらーく」もウエイター・ウエイトレスさんが慣れない手つきで宅配バイクを運転して出前をしています。みんな生き残るのに必死なんです。
私、贅沢は言わないからラーメン屋さんの店内でラーメン食べたい・・・・
銀河鉄道999(松本零士著/少年画報社)より。
ファミマの冷凍ラーメンも悪くないけど(と言うより業務用の生麺茹でるより美味しい)。
ちなみに私の職場でも目に見える形で経費節減が表れて来まして、5月いっぱいでアンチスキル警備員さんの契約を切りました(怖っ!)。6月からは職員玄関を出入りする度にカギを開け閉めしなければならない。日本政府。早く医療給付金ぷりーず!!
とりあえず、これ以上職員に逃げられるとウチの職場も医療崩壊をきたすので、ツテのある専門学校さんに求人募集のお願いをしました。母校はダメだな。すでに面識のある恩師は残ってないし、そもそもウチみたいな弱小施設目もくれないに決まっている。
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