オリンパスを応援するために!
先週の報道で思いっきり落ち込んでいるオリンパスユーザーのためにオリンパスを応援するカキコします。
我が家にあるレンズ交換式のハーフサイズは2種類。オリンパスペンFT(左)とキヤノンデミC(右)。おそらく最初っからハーフサイズで設計された国産カメラで交換レンズが用意されたのはこれだけでしょう(35ミリフルとハーフ切り替え式ならば一眼レフのコニカオートレックスが、35ミリ版からの改造ではニコンS3MとコニカFT-1プロハーフ、ライカ72がある)。
あとよくわからないけど、アメリカ製のマーキュリーIIと旧ソ連製のチャイカIIもレンズが取り外しできたと記憶しているが交換レンズがあったかどうか未確認。
一眼レフのオリンパスペンFシリーズと違ってキヤノンデミは距離計無し目測のコンパクトカメラですので、レンズ交換したって28ミリと50ミリの2本だけだから、たかが知れている。
ちなみにキヤノンデミCのファインダーを覗くとこうなっております。ケプラー式(実像式)なのでフレームはくっきり見えます。視野全体が28ミリで内側の青いフレームが50ミリ。まあ、そう使いやすいもんじゃない。
なのでマーケットではペンFの敵にはならなかったようでキヤノンもこの1機種でレンズ交換式レンズシャッター機を辞めてしまっています。
一眼レフの光学系が無い分キヤノンデミCの方が小さいだろうと思ったら、並べてみたらさして変わらない大きさ。逆に言うとオリンパスペンFの設計が如何に逸品だったかということですが、これならオリンパスペンF選ぶよなぁ。
あと、オリンパスペンS(左)、同EES-2(中央)、コニカアイ3(右)。下は去年の冬コミで収穫したオリンパスペンの同人本。すごくよくできています。
唯一の電子シャッター機(電池が無いと1/30秒単速になる)コニカアイ3。後ろの飯田鉄氏の著書によるとセルフタイマーがついたコニカアイシリーズの最終モデルだそうだ。なぜかフィルムメーカーのコニカとフジはハーフサイズの参入が遅れた。ハーフサイズだと2倍撮れるのでフィルム屋さんにとっては魅力が薄かったからでしょうか。後発メーカーだけあって電子シャッターで32ミリF1.8の大口径レンズを装着してますが、フルマニュアルのオリンパスペンDと違ってプログラムAEなのでF1.8の明るさもシャッターが切れなくなるギリギリの明るさでないと役に立たないのが残念。できれば絞り優先AEにして欲しかったが当時の技術でそれをやるとハーフサイズでは看破できないほど高価になったでしょう。
ファインダーはこちらは一般的な採光式ブライトフレーム。何とプログラムAE専用機なのに30~500分の1秒までのシャッター速度表示があります。露出不足だと赤ベロが出てシャッターが落ちなくなる点はオリンパスペンEEと同じ。左にはゾーンスケールが表示されているのでファインダーを覗いたままでもピント合わせができます。この機種が一番機能的に進んでいますね。
フィルムカメラじゃなく、現行のマイクロ4/3も応援しないと!!鉄&グルメ好きのマイクロフォーサーズ使いならば必読の「新・駅弁ひとり旅」(監修:櫻井寛氏。作画:はやせ淳氏/双葉社刊)
カメラの使い方マニュアルとしても良くできています。主人公になった気分で同じ路線を旅するのも面白いんじゃないでしょうか?
お弁当を撮るなら最短撮影距離が短いだけでは無くて、変なパースが付きにくいマクロレンズを使いなさいとか。まあ料理写真くらいならマクロで無くても標準ズームでも十分なんだけど(証拠)、
PENTAX*ist-Ds、SMC-PENTAX-M-MACRO50mmF4、F4、1/10Sec
(最大1/2倍マクロの最短撮影距離での撮影。梅干しの拡大映像でも撮らない限り、ここまでのマクロ性能は不要。つか、こういう被写体でこそスマホが威力を発揮する!)
それじゃあ宣伝にならない(w)。こ~ゆ~本は読者になるべくレンズを沢山買ってもらえるように宣伝するためにあるんだから(本音)。でしたら、今の時点でもスマホでは苦手な望遠を紹介して欲しかった。鉄道写真なんだから。いや、別にそんな300ミリF2.8とかでなくていい、中古で8千円で売っているMズイコー40-150ミリF4-5.6でもいいから望遠の圧縮効果とか解説して下さい。スマホに怪しげなアタッチメント着けるよりはよっぽど高画質&簡単で失敗も少ないはず。まさか、通信機能の無いデジカメの映像をSNSに送る方法知らないなんて言いませんよね?今どきの若者!!
そういえば昨年12月の同業者の勉強会でも「今どきの学生はスマホ世代でパソコンのタイピングすらできない」と私より年上の教官たちが嘆いていたな・・・・
えっ?オッサン世代の私らより退化してないか?昭和世代の私らは小中学校の義務教育でパソコンの授業を習ってきた「ゆとり世代」の若者から「おじさん、こんなこともできないの?」と散々突っ込まれてきたんですけど・・・・今どきの若者にとってはキーボードがついているPCですら過去の遺物なのか?
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