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2020年8月29日 (土)

コロナに血清療法

出口の見えないコロナ禍に私はもう過労死寸前。数ヶ月ぶりに土曜休みだったんですが、朝の7時半に職場から電話でたたき起こされました。

もう本当に勘弁して欲しい・・・・

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先週、こんな書類にサインさせられた。前も書いたけど、医療職に従事している職員に対する特別給付金を貰うための書類です。お~、本当にくれるんだ。少しは救われた気分になります。

で、今週の報道ですが、アメリカのトランプ大統領がコロナウイルスの血清療法を緊急承認したと。「血清療法!」ずいぶん懐かしい響きですね。まあ100年以上前に発明された古典的療法ですが「枯れた技術」ですので信頼性はあります。ただ、過去に感染した患者様から血液を頂戴して精製するので「絶望的に量が少ない」んですが・・・・

血清療法は130年前に、日本の北里柴三郎博士が破傷風の治療法として発明しました。抗生物質が発明された以降は破傷風なんてペニシリンで治るんですが、そんなものが無かった時代は破傷風の特効薬を発明した事は医学会の奇跡だったんですね。

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「栄光なき天才たち」(原作:伊藤智義、 作画:森田信吾/集英社)

なんで発見者の北里柴三郎がノーベル賞貰えなくて、むしろ当初は北里の研究を邪魔していたベーリングが受賞するんだろう?

血清療法が再び注目されたのは1924年にアラスカで発生したジフテリア渦。飛行機を飛ばせない吹雪の中、血清の備蓄がある町から千キロの道のりをなんと犬ぞりでリレーして運んで患者の命を救ったお話。これ、あたし小学生の頃道徳の教科書で読んでかすかに覚えていましたが、社会人になった後に映画化されました。ご存知「バルト」です。

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かなり脚色されていますが、犬好きなら必見ですよ。

フィクションですがカミュの「ペスト」もペスト渦収束のきっかけは血清療法でした。今ならペストはサルファ剤(化学療法)で治りますけど。

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ただし、すでに治癒した元患者さんを総出で雇っても一人から作れる血清はたかだか2名分。焼け石に水です(これが抗生物質発明後に血清療法が下火になった理由でもある)。ワクチン開発までの「つなぎ」でしかない事は百も承知ですが、それでも有効な治療法が見つかっただけでも光明です。

とりあえず日本政府、「飲まないよりは飲んだほうが多少はマシだ」程度の効果でもいいから早くアビガンを医療職に無料で配布して下さい!!

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