3号ちゃん一命をとりとめました
前回、両親のDVに会って瀕死の重傷を負った3号ちゃんですが、子宝に恵まれなかった温厚夫婦のクロ子&シロの里親の下で保護観察中です。
この2羽は優しい子ですね。3号ちゃんを優しく見守ってくれています。今日見たら自分で固形餌を食べられるくらいまで回復しました。ひと安心。
でも右の風切り羽根を手ひどく食いちぎられているので一生空は飛べないかもしんない・・・・ごめんね!助けるのが遅くて。天国の4号ちゃんもごめんなさい。
子無し夫婦のクロ子&シロはかめ子&みぞれの激しい夫婦喧嘩を心配そうな趣で見ていましたから。
何でも鳥類の中でインコ・オウム類は特別に大脳基底核が大きいらしい。哺乳類のような大脳新皮質が発達しなかった分、基底核を大きくすることで知能を補ったんですね。哺乳類の霊長類に匹敵する「収斂進化」と最近鳥類学者の間で話題になっているようです。鳥類の中でもインコ・オウム類とカラス・カササギ類は霊長類に匹敵する知能があるといわれています。
そういえば手塚治虫氏のSF漫画「鳥人大系」(SFマガジンに連載/早川書房)でも日本政府に最初に宣戦布告したのはカササギでした。
「ソ連が火星にでも軟着陸しましたか?」←マルス2号の失敗はこの年1971年、軌道投入日が私の生まれた日というのが不思議な因縁を感じる。
「小型のミサイルを使えば絶滅は可能でしょう?」「そんなことをしたら中国を刺激しますよ!」←この漫画の連載1年前に日本と中国が競うように人工衛星を打ち上げて、翌年の1972年にはニクソンショックで中国と国交樹立する微妙な時代背景が感じられます。さすがSFマガジンの連載だけあります。
さすが医学博士の手塚治虫先生。鳥類の知能の高さを1971年の時点で知っていました。
「どうせ猫に比べたら知能低いんでしょ?鳥頭!下等動物!」とかぬかしたどっか誰かさん。鳥に謝ってください!
« 落札失敗! | トップページ | かめ子ちゃんも体力ギリギリでした。 »
「ペット」カテゴリの記事
- 存在を忘れる存在感(2023.07.25)
- おかめず引っ越し無事終了!(2022.12.27)
- テレパシーか!?(2022.10.06)
- 抜け毛の原因はやっぱり日照不足(2022.10.01)
- 人工くらげ(2022.07.05)
コメント