ついに車検10年目を迎えためるちゃん
今年はめるちゃんの車検の年。今年も無事に車検を通り本日回送のためためわざわざ札幌に行きました。小樽に住んでいるのに札幌にわざわざ車検出したの?と言われるでしょうが、私は小樽市内でベンツの修理に詳しいお店をまだ知らないし、めるちゃんの10年間の整備記録が残っていて、また整備の質も高いなじみの工場の方がボったくられる心配も無いので迷いはありませんでした。
まずは札幌に帰る前に腹ごしらえ(本日土曜日は半ドンで勤務)。いつもの「みかん」で、塩ラーメン。
味噌ラーメンは断然唐辛子ですが、塩は胡椒が絶妙に合います。ざっくり刻んだ玉ねぎが、塩味なのにこってり味のスープに合います。
遠路はるばる2時間かけて札幌に到着。無事に受領しました。お値段は22万円也。2年前の40万円コースに頭を抱えた(しかも冬コミ出陣直前の物入りの12月に)経験をしたら「安くて良かった~!」と思ってしまう。流石に工場からも「え”~?廃車にしないんですかぁ~?」とは言われなくなった(w)。私風情が維持できるベンツの上限はCクラス、SLKクラスまでだと思う。Eクラスは維持できない。正直Aクラスくらいが私の収入から言うと身の程をわきまえたクルマなんでしょう。
あれだけ命がけのカーチェイスしてやっとありつけたラーメンがこれかよ・・・・「みかん」のラーメンの方がずっと美味しそうなんですけど・・
「ブレーキローターなんて消耗品だ!」と言えるくらい太っ腹じゃないとベンツ(というより欧州車)は乗れないと覚悟してください。
車庫保存なので車齢23歳という年齢から考えると程度は極上だと思います。
無事にガレージに納まっためるちゃん。このまま春まで冬眠です(一応冬タイヤには交換してある)。坂道が多い小樽では道路が真っ白になるほど融雪剤を撒くので冬は走らせたくない。職場の公用車もフェンダーが錆びて穴空いてます。
で、今回の交換個所は2か所。
まず、2年前の車検でも「次の車検では交換です!」と忠告されたブレーキホース。サビサビでいつ破断するかわからない!思い切って全交換です(3万8千円)。
おぉ~!サビサビのシャシーに新品のブレーキホースがさん然と輝いている👀。これでまだ10年は乗れます(まだ乗る気か!?)。
あとはフロントサスペンションロアアームのボールジョイントの交換(3万円)。2年前にはボンネットオープナー、オルタネーター、ブレーキローターの総交換という大手術を行っていたので今年はむしろ交換するところが少なくて済みました。古くなればなるほど、国産車とベンツとで差が表れるのが「部品供給」。ベンツは相当古い車種でもちゃんと部品が出ます。漫画の「湾岸ミッドナイト」でも輸入車ディーラー「グリーンオート」で「たまに古いベンツが入ってくるでしょう。昔のボッシュのメカポンなんか若い子には手に負えませんよ」と言っている会話が出てきます(注釈:メカポンとは?)。
メカニカルフューエルインジェクションポンプ(長い・・)の略だそうです。キャブレター(気化器)からEFI(電子制御燃料噴射)に移行するまでの過渡期的なメカニズムでだいたい1975年ごろのベンツやポルシェに採用されたらしいです(私も良く知らん・・)。
今だに45年前のパーツが出てくるところがベンツの凄いところです。10万キロも走らずに手放すなんてベンツがかわいそうだ。素人目に見るとズダボロに見えるシャシーですが「雪国を走っているベンツとしては奇麗な方」なんだそうです。
前回「そう遠くないうちに札幌に帰るヤボ用がある」と書いたヤボ用というのが今回のめるちゃんの回送。そう、しっかり前回買い忘れたカナリアの餌も仕入れてきましたよ!!
体が小さいカナリアちゃんは(おかめずに比べたら)小食なので、これだけあれば余裕で半年持ちます。たっぷり食べてね。
メルセデスベンツ日本公式の「ゆるキャラ」メルちゃんです。ちなみにうちの子は「めるちゃん」ひらがな表記です。
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