小樽のソウルフードかじか鍋
一昨日には手取り給料が上がらないのに株高で投資でばかり儲けている自分に嫌気がさして(これについては母も私に対しはっきり嫌悪感を露にしている)ヤサグレていたんですが、そもそも投資という行為を否定していたら「株式会社」というシステム自体を否定してしまう。投資家無しに株式会社は存在できない。法律には何ら逆らってはいないし、むしろ法律が求めていることをした結果の利益だ。何を恥じる必要がある?と自分に言い聞かせて今夜はささやかに鍋物で祝杯と行きます。
小樽港でたくさん獲れる「カジカ」(↑資料)北海道民のソウルフードです。母が銭函出身なので幼少期より親しんできた味でした。骨がかなり硬くてキツい魚ですがそれを押してまで食べる価値があります。骨が硬くてきついといなら鯛だってそうでしょう。
「美味しんぼ」でも紹介されていた山口県の名物料理「ゴリ」もカジカの一種(資料↓)。
ゴリは小魚(めざしくらいの大きさ)なのに小樽のカジカは両手でないと持てないくらいの大きさです。これは一生淡水で暮らす種は小さいけど海に下る種類は大きくなるから。鮭マスと同じですね。
1匹まんまでも売っていますが、素人料理でそこまでしなくても札幌や小樽では解体済みの物を売っています。半額セールしていたので2パック購入。お正月料理の筑前煮で余った根菜類の良い処分先になりました。カジカに根菜類はよく合います。
カジカで一番おいしいところと言われるのが肝臓(キモ)。正直この大きさで値段が左右します。肝臓をすりつぶしてお湯に溶くレシピ(ドブ汁)もあるんですが、私は原形をとどめる程度にスライスして食べる方が好き。
本当は玉ねぎも入れたかったけど里イモ1個ニンジン1本ゴボウ半分、生揚げ豆腐1丁でお鍋が一杯になってしまったので断念。材料切って水にぶち込んで煮沸するだけ。超カンタン手抜き料理です。
10分くらい煮立たせたら味噌を溶いて、
菜っ葉系野菜をぶち込んで軽く煮て完成!
カジカ自体から良いダシが出るので積極的にダシを取る必要はありません。ダシよりもむしろショウガやカラシでサカナ臭さを抑える方が良いです。
完成!最初味見したときは「味噌少なかったかな?」と思ったけど、カジカや野菜から天然のダシが出ているので十分でした。軽く七味唐辛子ををかけて食べます。美味しい!!
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