小樽市民にはちょっと嬉しい記事
本日のお弁当。タコさんウインナーは昭和の味💓ハートマークはキモいからやめろ!
先週金曜日に小樽市民としてはちょっと嬉しい記事があった。
北海道新聞2021年2月27日朝刊。
「オタモイ海岸を地元企業のニトリ家具が5000万円を寄付し再開発を提案」
オタモイ海岸って?小樽の海岸にある断崖絶壁で昭和30年代まで「竜宮郭」っていう旅館と遊園地があったんですが、火事で焼失して以来手つかずのまま放置されていました。
がけ崩れがあってから立ち入り禁止になっているですが、その前に両親と一緒に行ったことがあります。よくこんなところに旅館立てたな~と感動しました。
これは今も現存しているはず。「龍宮郭」入口の門。消失前のオタモイ遊園地に入ったことがあると父は生前証言していた。職場のお年寄りから証言を聞くと「オタモイの海水浴場は子供の頃行ったことがある」という証言が聞かれました。
風光明媚。絶景ながら、21世紀の今に至るまで再建されない理由も実際に行ってみたらわかりました。秘境すぎるんですよ。まるで「黒部の太陽」に出てきた日電歩道みたいに。
この映像の歩道はまだマシな方で、本当に手すりや岸壁にしがみ付かなければ歩けないような歩道もありました。自動車なんか絶対に入れない。こんな断崖絶壁に旅館や遊園地や食堂を建てて、いったい食材をどうやって運んだんだろう?「黒部の太陽」みたいに剛力を雇って人海戦術で運んだんでしょう。そりゃあ、今まで手付かずだっただろうと当時思いました。
でも、その労力を推してでもここに来る価値がある絶景です。今の技術で自動車が通れる道路や駐車場を整備するだけでも観光名所に返り咲けると20年前に思っただけに当時は「こんなお宝を放置するなんて勿体ない」と思ったし先週のニトリ家具の大英断には期待しています。企業買収とか最近、鼻息の荒いニトリ家具ですが、どんな提案をしてくれるのか地元民としては楽しみ。あたしも小樽に引っ越す際にはニトリ家具のお世話になりました。ベッドと電気照明は小樽のニトリ家具で買いました。なんかニトリ家具の株を買って応援したくなってきましたよ。
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