コズミカ12ミリF1.2作例
前回「オチがある」と言ったコズミカペンタックス12ミリF1.2の作例行きます!
Cマウントで12ミリと言う超広角!おまけにF1.2という大口径がたったの7千円!という魅力に取り付かれましたが、見事なオチがっつ!!
はい~~!レンズが太すぎてフランジバックを減らすため(マイクロ4/3はCマウントよりも若干フランジバックが長い)彫り抜いたマウントの凹みより太いので最後までねじ込めないんです(詳細はココ)。そうだったのか、今になってニコン1とペンタックスQ買っておけばよかったと後悔しきり・・・・結果、無限大が出ずマクロ専用になります。
作例。久川綾さんつながりでこの二人に登場して貰いました。広角なので覚悟はしていましたが相当イメージサークルは小さいです。正直これじゃあ本家の16ミリシネサイズすらカバーできていない(メーカー自身が1/2サイズを指定しているんだから当然だ)。でもF1.2開放でこの描写は立派。フォトベルゼさんからは「返品しますか?」とメールきましたが、これはこれで面白いのでちゃんと買取しました。
ついでにパンシノール70の作例も添付。父の遺品で、オリンパス初のカメラグランプリ受賞モデル(オリンパスは1984年の初代カメラグランプリでオリンパスOM4がニコンFAにわずか2票差で敗れて以降カメラグランプリを受賞していなかった)ということもあって手放さずにいたオリンパスペンE-P1ですが、EVF(電子ファンダー)が使えないのと無用にでかいので使い道が無くて困っていましたんですが、パンシノールを手に入れてようやく使い道が出来ました。パンシノールは外付けファインダーがあるのでEVFが使えない欠点を補填できます。このでかい図体も重たいパンシノールを装着する上ではむしろバランスが良い。
見ての通りこっちも相当イメージサークルは小さい。最短撮影距離2mというのも敷居が高いし。F11まで絞ってもこの画質かいっ!70年前の映画カメラマンの苦労が偲ばれますね。よくこんなひどい画質のレンズで映画撮っていたもんだ。
比較参考にパナソニックルミックスGバリオ12-32ミリF3.5-5.6の作例。超安物レンズですが(←希望小売価格4万6千円のレンズを安物とは言わない!)、パンシノールとの画質差は歴然。T型フォードとホンダNboxくらいの格差があります。現代のレンズ設計技術に感謝です!!
まぁまともな写真を撮りたければ可笑しな事考えずメーカー純正のレンズを使いましょうという結論で〆ます。
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