ソニーマビカって覚えていますか?
今からちょうど40年前、1981年に電撃的にソニーが発表したスチルビデオカメラ。当時小学生だった私は「少年朝日科学年鑑」とかの記事を読みまくりました。「自分が大人になるころにはフィルムって無くなるのかな?(実際には大人になってから更に20年以上の月日が必要でしたが)」と思いました。現在のデジタルカメラのご先祖さまと言える「ソニーマビカ」半蔵門の「JCII日本カメラ博物館」で実物見たことがある。
SONYの文字は消えかけていてズダボロでした。よっぽど世界中をドサ回りしてきたんでしょう。
先週また職場からパンフレット用写真の撮影を頼まれて、愛機オリンパスペンE-PL3引っ張り出しました(いい加減OM-D買えよ!)。
改めて見ると、25ミリF1.4、50ミリF1.4って40年前の試作マビカの交換レンズと同じスペック。でも現代の技術で設計したらこんなに小さい。40年間の技術格差を実感しますね。
1981年当時の資料。多分カメラレビュー。
ここの資料によると、画面サイズは10×12ミリ。28万画素。シャッターは1/60秒単速。感度は1SO200のみ。レンズは絞り込み測光(シャッター単速なんだからせめてAEにしてくれ!)。よくこのスペックで公開したもんだと思いますが、実は開発スタッフもあくまでも仲間内だけで上司には知らせずにこっそり試作していたのを森田さんに見つかって「こんな素晴らしい事を発表しないなんてもったいない!」と荒削りの試作機を強引に発表したらしいです。開発陣もまだ発表を考えていなかったのでプリンターの開発が間に合わなかった(プリンターの発表は翌年。確かインクジェット式じゃなく謄写型だった)。せめて変速シャッターと開放測光と自動露出くらい実現してから発表して欲しかった。ソニーさん。現代の技術で外見だけ40年前のマビカに似せたNEX発売して貰えませんでしょうか?
ちなみに作例。ベッドに寝ているとおかめずが「寝るな!俺たちの相手しろ!」とそばに寄って来ます。本当に可愛いです。
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OMDSが、近日中の新製品発売を予告しているようですね。
画像処理エンジンなどの進歩で、同じ画素数でも高感度画質が格段に良くなっています。レンズ遊びならいいですが、本格的な撮影のためにはそろそろボディのアップデート時期かと思います。
投稿: QUARTET | 2021年4月29日 (木) 20時49分
>本格的な撮影のためにはそろそろボディのアップデート時期かと思います。←うぐぅっ!そ、その通りです(って2年前のコミケですでに指摘されてますね・・・)。はい、もうペンタックスK1、ソニーα7,オリンパスOM-Dの3台は中古でもいいので一気に更新しないといけない時期だと思います。
投稿: かんりにん | 2021年4月29日 (木) 22時04分