Webマンガ描き直し!
「ズームレンズの歴史編」はどうなった?と首を長くしてお待ちの愛読者の皆さん申し訳ありません。1~8ページまで描いて、歴史編に不満や書き足りなかった事がモリモリ湧き出てきたので、ネームからやり直しています!と言うのも、引越しの際に紛失したと思っていたネームが、一昨日めるちゃんのタイヤ交換中にガレージの段ボール箱から出てきた事(w)。
↑今読み直してみたら行方不明になっていたネームのほうがペン入れした本原稿よりはるかに面白い!!(あ、ちなみにすでに公開した1ページ目から8ページ目まではネームより本原稿のほうがずっと出来が良いので安心してください)。具体的に何処が面白いかと言うと、写真レンズ誕生170年間の間に、試行錯誤の結果淘汰された歴史上のズームレンズに面白い構成が山ほどあったという事。
ドンダースの変倍望遠鏡2種なんてその典型。
なぜ左の凸凹凸構成が主流になり右の凹凸凹構成が淘汰されたか(私のサイトでは明記している)とか。
あえてズームレンズ設計のセオリーに反した設計をした異端児とか・・・上と下のレンズは見ての通り持っています。何かこう、中川治平先生の著書は良い意味で「変態なレンズ」ばかり紹介しているので笑い甲斐があります。
上がお馴染みパンシノール17.5-70ミリF2.4オプティカルコンペンセーション。
下がサンダブルフォーカス85/135ミリF4。ちくしょう!コニカの一眼レフ持ってないのに真ん中にバリフォーカルヘキサノン35-100ミリF2.8置きたくなっちゃったじゃないか!(病んどる・・・)。
改めて一昨年のコミケ用に集めた資料を読み直してます。中央の「光学設計の基礎知識」牛山善太著(日刊工業刊)。数式が中心なので私には難しすぎて、直接引用は出来なかったですが、この牛山氏も自身のサイトの中でパンシノール20-60ミリF2.8(↓)を「現在の3群ズームにその発想が引き継がれている」と私と同じ解釈されている。私はやっぱり正しい事書いていた!(そりゃ、これだけ良書に恵まれればそれくらい気づく)。
中川治平氏の「図解雑学レンズのしくみ」(ナツメ社刊)より。中川氏も好んでこのズームレンズを紹介しますね。マスター系の正パワーを強くする事で光学補正式ズームに付き物の焦点移動を小さくしているそうな。ほう、それは初耳だ。ちなみに実物はコレ(↓)。
そりゃ、これだけでかいと焦点移動量は小さくなるわな(w)。
9ページ目以降は全部書き直しになるのに6月は連休が無いので(土曜日すべて出勤!)全ページクランクアップするのは7月になりそう。絶対没にはしませんので気長にお待ちください💧。
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