小樽市総合博物館
小樽市総合博物館(旧小樽市交通博物館)へ行って参りましたので画像報告。
ここは元国鉄手宮駅跡地。北海道の鉄道発祥の地ですので事実上鉄道博物館です。
緊急事態宣言解除に伴い10月1日から営業再開しています。
北海道って言ったらやっぱりコレ↑。ゴールデンカムイ。ひと時明治時代の北海道にタイムスリップです。
入り口にはいったらすぐ目に飛び込むのがSLしづか号。弁慶号義経号と共に北海道を最初に走った蒸気機関車のうちの1台。幼稚園の頃に絵本で読んだ記憶がありますが、まだ現存しているとは・・・
現物を見たらびっくりするほど小さい。となりの観光客の方と比べてみましょう。縮小模型かと思いました。
後ろに連結された一等車を見たら実物である事がわかります。明治時代と言うことを考えれば相当豪華な内装です。本当にゴールデンカムイの世界にタイムスリップした気分。
手宮トンネルと高架の建設風景ジオラマ。重機どころか馬車すらなく全部人力です。よく作ったな明治時代の作業員!!
しづか号は静態保存ですが屋外のアイアンホース号は実際に試乗できます。
目の前で蒸気を噴出しながら動き始めるアイアンホース号。「生きている」蒸気機関車です。
実はこの子数年前、故障して動けなくなり修理に500万円がかかるので寄付を募っていたんです。今無事に走っているって事は寄付金500万円集まったんですね。良かった良かった(私は払ってません)。
他にも苗穂工場で見たロータリー車や
ラッセル車など、除雪車両が多く展示されているのがいかにも北海道。もうこの子達の役目はディーゼル除雪車に引き継がれて博物館で余生を過ごしています。自力では動けないので機関車に押してもらうんです。
北海道初の鉄道が手宮線ならば、北海道初の電化区間も小樽⇔札幌間。その記念すべき初電化区間を引いたED75改です。今では完全に電車に移行し電気機関車は北海道では見ませんが(ELのパワーが必要なほどお客がいない)、寒冷地の北海道に合わせて特注設計されたそうです。
鉄道については一般常識程度の知識しかないのでボロが出ないうちに退散します。
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静のみならず弁慶が大宮鉄博に、義経が京都鉄博に
それぞれ鉄道記念物扱いで現存してますがw
投稿: 愚濫雑賭@ペンタックスQ死亡orz | 2021年10月 5日 (火) 02時58分
知ってますよ。弁慶号義経豪は幼稚園児の頃最初に名前を覚えた蒸気機関車でした。兄弟車がまだ大切に保存されているのは嬉しいです。北海道手宮線の開業は日本の鉄道史に燦然と輝いているんですね。
投稿: かんりにん | 2021年10月 5日 (火) 18時39分