小樽市総合博物館その2
小樽市総合博物館続き行きます。
お隣の余市が毛利衛さんの出身地だからでしょう。JAXAからH2Aロケットの模型が展示されています。
手宮線工事に使われた測量器具。
明治時代の望遠鏡と矢たて。光学機器となるとがぜん興味が沸きます。長いです。これ持って道なき道を歩くの大変だったろうなぁ。
どれくらい大きいかと言うと、体感的にこれくらい(卒業証書)。
博物館の売店で売っていた蟹工船のペーパークラフト・・・・あまり飾りたくないなぁ💧
「プロレタリア文学」ってインテリを気取った肩書きなのでつい敬遠しちゃいがちな「蟹工船」ですが、すごく薄っぺらい文庫本で中学生でもあっという間に読み終えちゃいます。正直「文学」なんていう本じゃない。痛快な大衆娯楽小説(カOジとか闇金ウOO”マくんに近い)なんですけどね。まあ、海軍や天皇陛下の悪口書いたのはマズいと思う。海軍なんだから暴動鎮圧は当然の業務だし。
お坊ちゃんで世間知らずの小林多喜二は、現実のスターリン政権下のソ連がどんな地獄だったかも知らずに脳みそお花畑的に共産主義を「地上の楽園」と思い込んでいたフシがある。多分絶対、蟹工船も実際に乗船して取材なんかしないで空想で書いていたと思う。網走刑務所の脱獄王として知られる白鳥由栄は蟹工船での勤務体験を「1回3か月の航海で1年間は生活できるほどの給料が出た」と語っている。そんなに待遇が悪かったら、リピーターなんか現れるわけが無く、船の悪評が広がって次の操業ができなくなるでしょうし。
小樽市総合博物館の向かい側にあるのが史跡の「手宮洞窟」。でも今回の緊急事態宣言に便乗して改修工事中なので中に入れず。「かわらぬものは古代文字~」という歌があったけど、これ、文字じゃなくて「絵」だと思う。おそらく、古代人が村祭りの楽しかった思い出を絵に残したくて彫ったんじゃないかな?古代オホーツク人は。絵のタッチの類似から見て余市のフゴッペ洞窟と同じ作者だったという説もある。
晩飯は宗八カレイの煮魚。え?干物じゃなくて鮮魚の宗八って初めて見た。さすが小樽。お魚図鑑ではソウハチは生では臭みが有って不味いので干物にされるとあったんだけど、鮮魚で食べて大丈夫なの?と思いながらも1尾100円(!)の安さに釣られて2尾買って煮魚にしたら、あら美味しいじゃん。お酒と醤油で煮込んだら臭みなんて感じません。ちょっぴりぬめりのある独特な食感がクセになります。美味でしたよ。何事も「百聞は一見にしかず」なんでも先入観に惑わされずに挑戦してみる事ですね。血圧が心配なので最近はおかずが多いときは味噌汁を作らずほうじ茶にしてます。主治医の話では私の高血圧は家族性(祖母も父も脳出血で倒れた。叔母も高血圧だった)で、腎臓の機能が弱いとの事。なかなか薬が効かず「こんな頑固な高血圧も珍しい!」と妙に感心されてしまいました。3回薬変えて1日3錠飲んでやっと最高血圧130台に下がりましたが、今の薬相当強いらしく日中立ち眩みします。
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