美少女CGの描き方
モデルナ製ワクチンの副反応で高熱が出ている物の、病気と言うわけじゃなく、一日中寝ていられないので冬コミ用の表紙と奥付を描いています。進行状況をご報告。「美少女CGってこういう風に描くんだ」とイメージ的にわかってもらえば・・・
ちなみに私が最初に買った本はコレ。すべて独学だったので「レイヤー統合」「磁石ツール」などの概念を覚えるのに2年かかりました。専門学校に通えば2週間で覚えられたと思う・・・・・
まず下書きから。中には紙や鉛筆と言う20世紀の遺物なんぞ使わず、いきなり液晶ペンタブに描く作家さんもおられるようですが、オッサンの私はそこまで今更訓練する気力も無く、昔ながらの紙と鉛筆でラフを描きます。デッサンがおかしくても、あとで消しゴムかけするんだから気にせず自由に描きます。この作業が一番楽しいです。原稿用紙は本物の漫画原稿用紙を使っています。
ラフ画が納得いったらペンで線画にします。ここまでがアナクロ作業。これもPCの画面内でパスを入れるので省いている作家さんが多いですが私は線画の時点でかっちり描くようにしています。その理由は次を見たらわかります。
上の線画をスキャナ(参照)で読み取りPCに取り込みます。紙とペンの作業はこれで終わりで、ここから先は電脳空間内の作業となります。フォトショップの「バケツ」ツールでばしゃーっと色を流します。これが一番楽で快感!頭の中空っぽにしていてもできる唯一の作業工程。でも線画に穴が開いているとバケツの色が外に漏れて「悲惨な」事になるので1回色を塗る度に必ずセーブする事!
そして、一番時間がかかるのが陰影入れ。ここで手を抜いて「エアブラシ」ツールで陰影着ければかなり「楽」できるんですが、やっぱりかっちりペンで色塗りした方が仕上げがきれいです。ここの工程を時間かけたかサボったかでCGのクオリティが天地ほども違います。
表紙絵が一区切りついたら背景画を作ります。
背景の上にコピペしたレイヤーを張り付けて「磁石ツール」で白地を「抜き」 最後に「レイヤー統合」(アナログ時代のアニメ制作でセル画を重ねる作業に相当)して完成!!まあだいたいこうやって美少女CGは描かれているという事です。
なんてことやってたら熱一気に38.4℃に上がったよっ!早く寝ろ自分!!死ぬぞ!?
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