小百合も順調に破滅フラグを回避しています
バブル期版「はめふら」で有名な「JKからやり直すシルバープラン」
この作品も「はめふら」のカタリナと同じ結論ですね。「破滅フラグを回避するには、家族と友達を大切にすること。困っている人を見たら助けよう!」前世の小百合は気づくのが遅すぎたので生まれ変わった小百合は同じく母を失って良心の呵責というトラウマに苦しむ不良少年の更生とトラウマからの救出を体を張って打って出ます。
ただまた、これまたカタリナ同様世間しらずのお人よしなもので簡単に人に騙される。敵対する不良グループの人質に!
たった一人で不良グループを壊滅した西君を小百合は必死で止めます。「犯罪者になっちゃうよ!もうやめて・・・」
西君を庇う為に息を吹き返した不良のリーダーに木刀で殴打される小百合!!今まで暴力沙汰があると恐怖心で身がすくんで何もできなかった小百合が身を挺して他人を庇った瞬間です!!
小百合の救急搬送を聞きつけて病院に駆けつける両親と、SDN(小百合を大学に入学させる)クラブの3人。これも「はめふら」でカタリナがこん睡状態に陥ったときに親友たちが駆け付けたのに似ている。
怒りのビンタが炸裂する柏村真紀ちゃん!「これはいったいどういうことだ!!」
実は西君は小百合のおじいさまの政敵議員の妾腹(愛人の子供)でした。二ノ宮家の弱みを探して暗躍していたところを逆におじいさまに弱みを握られ返り討ちに会うシーン。これはもしかして小百合だけではなく大好きなおじさまの「破滅フラグ」までも回避するきっかけになったのかもしれません。「はめふら」も「JKから」も教えている事は同じ。「情けは人のためならず」「友達を大切にしたら自分も幸せになれる」という当たり前のことを教えてくれる作品です。
「はめふら」のジオルド王子もなぜ自分がカタリナの事を愛しているか答えています。「助けを求めている人がいたらただ真っすぐ走っていく。たとえそれば自分の手に負えない事でも。」
「僕は君のそういう所が、本当に好きですよ!」今までジオルド王子は「他の女除け」で悪役令嬢の自分なんかと婚約を続けているだけだと思い込んでいたカタリナが「自分は本当にジオルド様の寵愛を受けている」事にやっと気づいた頃ですね。鈍感すぎるんだから・・
多くの「悪役令嬢モノ」が中世風の異世界が舞台なのに対し、「JKから・・」は現代日本(厳密には1990年だが)を舞台にしている所が珍しいし、主人公に超能力が無いのも好感が持てます。「はめふら」ともども今後の展開が楽しみな作品です。ドラマの次はアニメ化して欲しいな。
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