人間の優しさと友情の大切さを教えてくれる作品
昨日時限爆弾に会ってヤサグレていた私ですが、本日(今日も土曜出勤かよ!)外回りから帰って来たケアマネと相談員がニコニコしながら私に話しかけてきて「ご家族様が増田さんの事すっごく褒めてましたよ。"母がこんなに歩けるようになったのは増田先生のおかげで感謝してます!"って。」私、そんな凄い事したっけ?当たり前の事しかしてないですけど(つ~か!私ごときにできる事なんか誰にでもできる!)、こういうことがあるとこの仕事を選んで良かったと思う。居宅支援課でのリハビリ課の好感度アップにもなるし。あまり天狗にならず「ありがとうございます。日々の業務にも張りが出ます!」と感謝の言葉を言うと隣で聞いていたリハビリ中のデイケアのおばあちゃんがニコニコ笑っているんです。実はすでに医療職専門の人材バンクに登録して毎日求人広告を眺めているんですが、もう少し今の職場で頑張ってみようかな?
最近ハマっているアニメ・コミック・小説の「はめふら」。「悪役令嬢」という強烈なタイトルで先入観を持ちがちですが、主人公のカタリナは優しくて友達思いで裏表が無く、困っている人を見ると自分の危険も顧みず飛び出してしまうすっごく「良い子」です。だからこそジオルド王子はじめ多くのお友達から溺愛されるんです。
ファンタジー小説の形をとっていながら話の内容は「困っている人を助けましょう」「他人の悪口を言うのはやめましょう」「他人の嫉妬やっかみを言うと必ずしっぺ返しが来る」という当たり前のことを何度も繰り返し書いている。作者様のメッセージだと思います。改めてコミックス版と比較しながら配信アニメを見ています。この作品の本質を端的に描いている回。超笑いながら感動もできます。
うわっ!強烈な悪役令嬢っぷり!破滅フラグを回避したとたんに悪女に逆戻りか?という訳ではなく本人も困惑しています(w)。
読書友達のソフィアから学園祭のシ〇デレラのお芝居にカタリナに「いじわるなお姉さん役」で出演して欲しいとねだられるんです。セリフを忘れるという危機もメアリの機転とカタリナのアドリブで何とか回避。コミックス版はここで終わりますがアニメではオリジナルエピソードが追加されています。
舞台の盛り上がりっぷりにソフィアが即興で台本を書き足して黒仮面の騎士がカタリナをさらっていくという展開に。ここで登場人物全員が「私が黒騎士役にっ!(女性のメアリまで)」と名乗りを上げるのが草!!
ところがソフィアは全員跳ねのけてニコルお兄様を単独指名。無表情ながらノリノリのニコルお兄様。
ここでカタリナの義弟のキースまで乱入し三つ巴の争奪戦に!!流石にソフィアもそこまでは想定していなかったようですが超興奮してます!!
今まで親友のジオルドに気を使って封印していたカタリナへの恋心をついに露にした瞬間ですね。
これはソフィアが仕掛けた巧妙な策略であることが分かります(w)。
あ、そういえば米カーター元大統領の奥様は妹の親友で妹が兄に紹介したそうですね。「お兄様と結婚してくれれば私たちは義姉妹として一緒に暮らせますわ。」恐るべしソフィアの野望!!私もニコルは妹思いの優しく素晴らしい兄だと思います。カタリナの母親は「娘に王子様のお妃は務まりませんっ!」と猛反対している(w)。父親も「嫌なら婚約断っても良いんだよ。」と言っている。カタリナ本人も「私に王族なんて無理無理ぃ~!」と困惑している。宰相の息子さん位がカタリナにとっても丁度良い嫁ぎ先かもしれない。ニコルと形だけのお見合いをしたフレイも同じ事言ってカタリナに自分の気持ちを告げるべきだと背中を押していた。ニコルとソフィアのご両親の方がずっとカタリナの事気に入っているし。
劇が終わった後、カタリナの悪役令嬢の演技を思い出して萌えるジオルド王子(笑)。こんなところにまでときめくのか?
周り中から愛されているのに自分はそれに全く気付いていないカタリナの鈍感さがこの作品の「笑い」の要素です。ある意味「悪女」よりもタチが悪い(w)。
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