「たーたん」6巻購入
1巻から購読している西桐子さん作「たーたん」(ビッグコミックオリジナル掲載)6巻買いました。なんせ月1連載なので進行が遅い遅い!
「とにかくヤバい6巻」とある通り!風雲急を告げる展開です。
第1巻第1話読んだ時点でもう予想ついてましたが、やっぱり鈴の母親は15年前に夫に殺害されていたんですね。血しぶきを浴びた鈴の産着を見ればわかる。
凄惨な殺害現場。たーたん(敦)にとっては中学時代の憧れのマドンナだった智絵ちゃんをかっさらって行っただけではなく幸せにするどころか浮気のし放題で散々智絵を裏切り続け最後には殺してしまった征司には怒り心頭でしょう。
「あの時好きだと告白していたら智絵ちゃんはまだ生きていたのかもしれない・・」後悔ばかりのオッサンです。
鈴の母親を殺した奴に鈴の父親を名乗る資格なんかあるものか!来たら殴って追い払ってやる!至って当然の反応ですね。なんでこんなクズ野郎と結婚したんだろ?中学生の頃は「不良の男の子」がカッコ良く見えちゃうもんなんでしょうか?
鈴の父親だけでなく、親友の真紀の父親も人間のクズです。本当にクズ野郎ばかり出てくる漫画ですがこちらはやっと解決が付きました。
やっと男運に恵まれましたねお母さん。
「他人を殴る位なら殴られた方がいい」
中学生のころから征司に弱い者いじめされていたたーたんですが、その「暴力で他人を屈服させる奴は最低だ」と愚直なまでに実直に、誠実に生きてきた敦は職場でもとても人望がある。粗暴な性格故家族を失ったクズ男と、一見頼りなさそうで、実は人望があり血のつながりの無い娘とささやかな幸せを手に入れた善人の対比が良く描かれている。「どっちが魅力的な男性だと思いますか?」という作者さまのメッセージだと思います。
しかも女性にモテるっ!(けど本人はそれに気づいていないのがお約束)ちなみにこの2名は鈴からは鬼婆のように嫌われてます(笑)。
「あんなのが明日から鈴の継母だなんて絶対に許さないんだからっ!」二人にとっても鈴の存在は目の上のたん瘤です。
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