餞別のお菓子
いよいよ明後日で最後の出勤になりますので、今日の仕事帰りに餞別のお菓子を買いにロマンチック街道へ行きました。南小樽駅の坂を下りたところです。自転車で一つ飛びの距離。
小樽の有名洋菓子店「LeTAO(ルタオ)」本店。地元の小樽市民はこっ恥ずかしくて近寄りがたい程観光地観光地したところです。上にカモメが舞っているのが港町らしい。
贈答用のお菓子だけじゃなく店内で食べられる生菓子も売ってます。
なかなか洒落た店内ディスプレイ。
見ての通り本店を取り囲むようにのれん分けした支店がたくさんありますルタオ。
本店の向かい側になる支店は外でお茶ができるカフェテラスも用意されています。
隣には北一硝子。まるでハリウッドの映画セットの中にいるみたい。
「人間交差点19巻」第3話「雪の手紙」より。19巻収録の中で一番切ないお話でした。バブル景気前夜、小樽運河の再開発が始まった頃の連載です。私は中高生の頃か。左のお兄ちゃんが運転してたスズキジムニー2ストロークエンジンだったし。ビッグコミックオリジナルでリアルタイムで読んでます。油断していると運河に落っこちてしまうほど敷居が低い!35年前の小樽運河ってこんなだったかな~?空き家で廃墟になった旧倉庫群やヘドロだらけのドブ川だった小樽運河。倉庫を格安でテナント募集し、運河はヘドロをしゅんせつして安全なように歩道の敷居を高くして見栄えが良く安全になった。なかなか買い手が着かなくて国鉄清算事業団が頭を抱えていた小樽築港機関区もバブル絶頂期にやっと買い手がついて今のウイングベイ小樽が建ってます。プラスチックの浮き球が普及してガラス製の浮き球を作る職人さんを救済するために例の「おたる雪あかり」が開催されました。当初は「浮き球は漁師の道具だ。飾って眺めるもんじゃねぇ!」と反対するガラス職人さんもいたとか・・・
今の観光都市小樽は30年前40年前の先人の努力と創意工夫のたまものだったんです。もし小樽運河を埋め立ててしまっていたら今ほどの観光収入は望めなかったでしょうね。
全フロアに行き渡るよう奮発したら1万円を超しちゃった。まあ、私の人生で一番長く勤められた職場です。「立つ鳥後を濁さず」。今までの恩に感謝しながらお別れしましょう。
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