インドの探査機が月面着陸成功!
はっきりロシアとインドで明暗が分かれた月面の南極着陸。ロシアのルナ25号は失敗してインドのチャンドラヤーン3号は無事に着陸成功。4年前の雪辱を晴らしました。「この成功は人類共通のものだ」とインド首相がコメントしたように得られた科学的情報を独占する気はなく全世界に公開するでしょう。インドのISROもISECG(国際宇宙探査共働グループ)の一員ですから。次は日本の番ですね。
JAXAの月着陸船SLIM。得られた科学情報は米国のアルテミス計画に生かされます。
一方完全に明暗が分かれた形のロシアのルナ25号(今更25号を名乗るか!?)あなた達今そんなことやっている場合じゃないだろ!?月面到達一番乗り、月の裏側の撮影に初成功!と宇宙開発史に燦然と輝く業績を残してきた旧ソ連の「ルナ計画」ですが、今やその技術も過去の栄光になりつつあるなぁと実感。ちなみにソ連はルナ2号に原子爆弾を積んで月面で爆発させる計画もあったとか(参照)。何たる狂気。動機は至って簡単で、ルナ2号には軟着陸の能力が無く、月面に衝突したら壊れてもう計測ができない(月に到達した証拠が残せない)ので月面上で核爆発を起こせば世界中のアマチュア天文家が望遠鏡で計測できるので動かぬ証拠になるという目論見だったようです。もし実現していたら月面にクレーターがまた一つ増えたことでしょう。参照。1962年の水爆実験で出来たセダンクレーター↓
次はイスラエルも再挑戦して欲しいものです。
PS)後日ルナ25号が残したとされるクレーターが発見との報が!
今や月面も24時間監視されている場所なんですね。ここまで証拠を見せつけられても「アポロ捏造説」を本気で信じる人の神経を疑いますけど。
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