おお!これは懐かしい。
小学生の頃夢中で読んだ手塚治虫先生の隠れた佳作「新選組」がTVドラマ化というニュース。
私の両親が結婚する前の連載なのでそうとう古い本ですが、このハッタリの効いた構図は今も学ぶべきことが多い。この年齢になって今更同人誌なんか描いている私ですが、今まで読み貯めた漫画作品から多くを学んでいます(逆に忙しすぎて本命の写真撮っているヒマが無いんですけど・・・)。
↑現在執筆中の次回作「単焦点レンズの歴史」まだ13ページしか描いていない・・・
インターネットなんてまだかけらもない時代、手塚治虫先生は話題の映画を片っ端から見たと聞きます。映画で「ハッタリの効かせた構図やポーズ」勉強したんでしょうね。
私、「新選組」の存在も、坂本龍馬や桂小五郎の名前もこの漫画で初めて知りました。
下手に現代劇や未来SFだと小道具や衣装で古さが露呈するけど、時代劇は何十年経っても古びないのが良い所。
初読した時は意味が分からなかった(英語読めないから)このシーン。映画ウエストサイドストーリーのパロディですね。石ノ森章太郎先生の「サイボーグ009」でも第1巻第1話でこのネタ使っている(ジェット・リンク002の登場シーン↓)。
わたし、ミュージカルってこっぱずかしくてほとんどまともに見たことが無いので元ネタ知るの時間かかりました。
2年前には歌舞伎にもなっているんですね。流石。
かなり後年になってから知ったんですが「池田屋事件」でテロを未然に防いだことで新選組が「これからやっと有名になって大活躍する」所で連載が打ち切られたのが非常に残念。本当に新選組の活躍は本来これから面白くなるのに主人公は退場しちゃうし。陰惨な仇討の連鎖(←これが分かっていたから坂本龍馬は主人公の仇討ちを止めさせようとした)など、確かに子供が読むには重たい内容でしたので打ち切りもやむ無しかな?
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