日経平均4万円超え

昨日日経平均が史上最高額の4万円越えというニュースに「うおっ！凄いっ！」と歓喜の声を上げた私。周りの同僚からすっごい嫌な顔された。私の投資趣味は職場中に知れ渡っているので(特に隠しもしないし)。でもタカりに来るような同僚は一人もいない。良い職場だと思う。

そしたら本日、証券会社のお姉さんから電話が来た。｢JPM日本ディスカバリーファンドが満期になるので払い戻しになります。利益は30万円になります。おめでとうございます。｣JPMの運用実績は昨年12月のサマリ参照↓。

上から3番目です。「お”ぉ～！何もしないで空から30万円が降って来た。｣

凄げぇ～！ノクトン５０ミリF1が買える！！いや、買えるどころかお釣りがくる！！

何かこう汗水流して働くのがバカらしくなる人の気持ちがわかる(私はまだそこまで堕落していないが）。強制棄却なので「まだ解約しないで下さい」とは言えないので強制的に30万円の利益を確定されることになります。NISA枠内なので税金取られないのが幸い(笑)。

↑今回はこんなことにならずに済みます（しつっこい！)。

NISAの恩恵受けたの初めてじゃないだろうか？

でもなんかまるでお金稼いだという実感が無い。ゲームの中のスコアを増やしているような感じです。30万円の利益が出ても「これで何か買おう」という欲望が一切ない自分がいる。金融市場と言う仮想空間では毎年何百万円ものお金を右に左に転がしているのに日常の生活費は職場から十円玉百円玉千円札を一枚一枚数えながら買い物しているし職場から貰っているお給料だけで十分満足している。逆に「あ”～！満期になっちゃったから次の金融商品考えなきゃいけない。本当にお金って面倒くせ～！」とまで思っている。

↑｢インベスターZ」より。

ご存知のように今や電車、バス、宅配便、除雪車の運転手がどんどんやめて行って日本の流通が危機的状況になっているけど、その理由は「賃金が低過ぎるから」。働かなくても生活できるなら誰も働かない社会になる。私自身も土曜日祝日返上で汗水流して働いている理由を説明しにくくなってきた。アメリカみたいに看護師やトラック運転手に年収1000万円払わないと誰も求人に来ないくらいにしないとどんどん日本人は労働意欲を失い国力も落ちる一方だと思う。昨年は1968年以来55年ぶりにドイツにGDPを追い越され世界4位に転落した。インドに抜かれるのも時間の問題だろう。私もすでに日本円は見限っていて所有資産の7割は米ドルですから。前の職場辞める時も｢君そんなに金もっているの？なんでウチなんかで働いていたの？｣ってマジに驚かれたし・・・つまりその上司も｢俺も増田君くらい金持っていたらとっくにこんなクズ会社退職しているよっ！」と思っていた訳だ。自分でもよくわからんよ。

お金が無いと嫌いな仕事から逃げる事も嫌いな奴と絶交することも出来ない。そういう事だ。