「たーたん」最終回
ビッグコミックオリジナル掲載、西桐子さんの「たーたん」ついに最終回。買ってきました。
大ファンのゆうきまさみさんの漫画もあります。
結局納まるところに納まったという大団円で、鈴は敦を父として選びます。
で、敦に想いを寄せる妹尾さんのことも受け入れたようで、今後のこの二人の進展が楽しみですね。
お幸せに~💛
もう一つの楽しみが
山本おさむ氏の「れむ」。この作者さんは障害者福祉をテーマにした作品が多いです。これも血のつながりのない父娘の愛情物語です。
両親に先立たれ、唯一の親類の叔父に捨てられ路上をさまよっていた主人公のれむを養父はやましい心など一切持たず引き取って大事に育てます。成人したれむは養父の経営する不動産屋で一緒に働いていたんですが、その養父が脳出血で失語症になってしまう。
ST(言語療法)ですね。私の父もST真面目に受けていれば口から食事できて今でも生きていたと思う。
作業療法士か理学療法士のリハビリを受けている所ですね。ところが血のつながった2人の実娘は父がリハビリしているのを「用事があるから」とさっさと席を外してしまう。血のつながった自分の父親が心配じゃないのかい!?右手で杖持っているので右片麻痺は無いようですね。だいたい言語障害は右片麻痺を伴う(言語中枢が左半球にあるから)。
私の身近にもいましたな。実の父親が寝たきりになったのに弟に「お父さんの事はよろしく頼んだわね~!」と押し付けて1年半もの間面会に来なかった鬼娘が。あんた自分の父親が心配じゃないのかい!!親が倒れたら子供なんて薄情なもんだ。こういう嫌な経験の積み重ねから私もリハビリの仕事心底嫌いになって足洗ったんですけど。日本作業療法士協会には退会届を出しました(免許証はあるから、リハビリの業務はできるし診療報酬を請求することも当然できます。でももう二度とリハビリしたくない)。
心配しているのは父の回復よりも父の遺産。血のつながりのない、養子縁組もしていないれむが父の財産をそっくり持って行く気じゃないかと邪推しています。遺産しか興味ないのかこの娘たち。これでどうして老後の頼りは親戚・兄弟なんて言えるんだろう?私はこんな親類に成年後見人になられるくらいならお金払って弁護士雇いますね。養父もれむに「あいつらに俺の老後の面倒なんて診れる訳が無い」って言っています。むしろ金で雇っただけの信用はあるだけ弁護士の方がマシだ。お金で雇った弁護士が貯金を着服したら刑事訴訟できるけど、肉親に成年後見人を任せて貯金を着服されても民事訴訟しかできないんですから。
当のれむは養父の貯金なんか全然興味はない。純粋に養父の安全を祈っている。養父を絶対にあの2人の娘から解放して自由にさせてあげる!かっこいいです!
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