資格にまつわるエトセトラ
世の中目ざとい方がいるもので、私が介護支援専門員(ケアマネ)の資格取り戻したら「お話したい」という方が3か所ほど現れました。一軒は一昨年に面接で一度落とされているので丁重にお断りして、本日非番を利用して2軒に面接に伺いました。
1件目は銭函にある札樽病院。中に入ったのは学生時代に見学して以来です。
9月22日に飲酒運転の車が対向車線から飛び込んできて大学院生の車と正面衝突し被害者が亡くなられた痛ましい事故現場の正面にあります。
ここのリハビリの機材の充実には目を見張りましたね。介護パワードスーツHALを導入しているのは驚きました。
作業療法士の免許を持ったケアマネと言うことで興味を持たれたようです。「うちの居宅支援で働きませんか?」とオファーが来ました。数字も悪くない。ちゃんとボーナスも出る。
2軒目は小樽の奥座敷と言われる朝里温泉。
こちらでも作業療法士を持つケアマネと言うことで興味を持たれたようです「激レアな資格ですね」と。
日本に作業療法士を持ったケアマネは1.4%しかいない(参照)。
「うちは医療職が少ないのでリハビリについて詳しい職員がいない。リハビリの資格を持っている人がケアマネとして来てもらえるととてもうれしい」と。前の職場でショートステイ枠でリハビリを担当したご利用者がここに入所していました。世の中狭いな(だから悪事を働いたらあっという間にうわさが広まりどこも雇ってくれなくなる)。
新聞報道にあるように北海道ではケアマネ不足でひっ迫している。どこの馬の骨でもいいから資格持っていたら来てほしいと引っ張りだこです。
職場の費用でケアマネを取らせてもらったのにすぐ辞めるのは申し訳ないけど、「増田さんの希望するような1日中ケアマネの業務をさせる程うちは利用者は多くないので期待には応えられない。それよりも見ての通り大量の離職者が出て(私が勤めてから1年半で1/3の職員が辞めている)現場がひっ迫しているので現場仕事を続けて欲しい」と言われると、「ケアマネをやらなくても困らない職場」にいるより「ケアマネがいなくてひっ迫している」職場に移った方が社会貢献にもなるし自分のスキルも上がるんじゃないかと思うようになりました。当初の約束を反故(ほご) にしたのは職場の方だし。案内された朝里川温泉の居宅支援事務所、仕事机にパソコンに本棚・・・長年夢に見てきた「デスクワークの職場」がそこにありました(イメージ↓)。
どちらの問い合わせ先からも「11月から来てほしい!」という「大至急!」という要請です。どっちにするかはまだ決めてないけど来週退職の意思を伝えます。
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個人情報が洩れてるって事かな?
投稿: | 2024年9月29日 (日) 07時36分
意図的にのブログやSNSで何度も「ケアマネを取って転職する」って宣伝しましたからそのかいありました。私のメールアドレスもWebサイトの表紙にメールボックス作ってます。
投稿: かんりにん | 2024年10月 2日 (水) 18時56分