「栄光なき天才たち」の円谷幸吉選手
椎間板ヘルニアで就職活動もままならないので(求職していないと失業保険貰えなくなると今日ハロワで叱られた)、今だに静養しています。こんな状態で就職してもすぐクビになる。
椎間板ヘルニアで自ら命を絶った悲劇のアスリート。東京オリンピックのマラソン銅メダリスト円谷幸吉さんの伝記を読んでます(格が違い過ぎて比較にもならないが)。
コミックスでは出番は少なかったですが4年後のメキシコ大会で円谷選手に代わって表彰台に立った君原健二選手も登場しています。
前の東京オリンピックは私の両親が結婚した年なので直接は知らないが家に有った学研の「子供百科ずかん」や図書館に有ったあかね書房の「20世紀の記録」を読んで何が起こったかは知っている。
ヤングジャンプ連載の「栄光なき天才たち」(集英社/森田信吾著)でアベベ&円谷のエピソードが連載されたのは1988年のソウルオリンピックの最中で私は高校生だったのでリアルタイムで読んでいる。
ベルリンオリンピック以来の日本陸上界メダリスト。
その陰で、すでにオリンピック中には円谷選手の腰は椎間板ヘルニアに苛まれていた。
同じ自衛隊体育学校の同窓だった重量挙げの三宅義信さん(コミックスには出てこない)は「自衛隊幹部学校へ進学した時点でメキシコは厳しいと思った」と語っている(そういう三宅氏はメキシコ、ミュンヘンにも出場したんだから凄いと思う)。
1964年東京大会の三宅義信選手。子供時代から三宅義信・義行兄弟は私のヒーローです。
「とにかく休むことだ!」
「手術しても5分5分」
史実ではこの頃には椎間板ヘルニアの事は自衛隊にもバレていて両アキレス腱断裂を起こした際にまとめて手術を受け入院している。
偽名を使っての通院で医者からも忠告されていた。実際に三宅氏の危惧通りになった。
メキシコオリンピックの年のお正月に自害。強烈なトラウマになった回でした。この漫画の影響で「自分がリハビリの仕事を続けられるのは腰を壊すまでだな。椎間板ヘルニアになったらもうリハビリの仕事できなくなるだろう」と学生時代から思ってました。今その時が来たんだと思う。
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