日本ミノックスクラブの配本
6月に日本ミノックスクラブ会員のOさんが来道され私に会いたいとおっさるのでお会いしました。何でも「小樽に凄い人が居るらしくクラブでもよく話題になっている」と・・・悪評じゃなければ良いが。私が事前に送った同人誌6冊(これで6巻は本当に払底し夏コミに備えて増刷かけました。10か月で完売は最短記録だ!!)、大変賞賛されました。聞くと元トプコンでレンズ設計されていたと!「本職のレンズ設計者様なら私の本なんて釈迦に説法でしょう!?」と狼狽すると「いや、すごく調べている。私も知らない事ばかりだ。」と絶賛。私はそんな大層な本描いていたのか?さすがミノックスクラブだけあってミノックスBのコンプラン15ミリF3.5がわざと像面湾曲を残してフィルムをカールさせたアーサー・ザイバード氏の設計の真意についてコメントを求められました。で、約束のオチ「増田さんも本部の例会や写真展に来て下さいよ。」あう”~~!御免なさい。ミノックス全然使ってなくて~。
で、そのO田さんがミノックスクラブで「増田さんの同人誌を委託販売しましょう!」と宣伝したらしく、クラブ会員の中でもレモン社さんやメロンブックスさんで個人購入して他会員にも宣伝していると。
で「いいんじゃないですか?」という事になったらしいので本日貴重な平日休暇を利用して日本ミノックスクラブ本部に郵パック送りました。
手元に残っている在庫本。1巻のズームレンズはもう5冊程度しか残っていないし5巻単焦点本はとうに払底していた。え”?夏コミでそんなに売れたかな?記憶にないわ。無料で全話公開する所が私のお人好しで無欲でバカを体現しているな。
なんか、もう私の趣味で好き勝手に描いているんじゃなくてもう顧客の期待に応えて今後も執筆を続けなければいけない状況に自らを追い詰めている!!
原価販売じゃあ売れば売るほど損をするって・・・。でも、自分が見ず知らずの無名の他人が作ったたった24ページの同人誌に600円払えるか?と思ったら「600円ならギリギリ払えるけど700円や800円だったら絶対買わない」です。1ページ当たりのコマ数を増やすことでページ数を減らして、紙の質を落としてモノクロ印刷にすれば利益出るのかもしれませんが、それ、やりたくない。精密な図式やグラフやカラー写真をだいなしにしたくない。佐藤評論さんが言っていた「後年まで残る本を書いて欲しい」という期待に応えたいし。ただ、確かに私の赤字経営を心配して下さる方は多く「10巻に達したらモノクロ印刷の合本版を出そうよ!」というリクエストはあります。来年の目標ですね。
PS)読者さんが送って下さったレモン社銀座店の画像。増田コーナーになってますね。
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