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2026年6月15日 (月)

挫折の渦中にいた頃読んだ本

知る人ぞ知る過去ですが、私が2003年、新卒以来9年間働き続け定年退職までご奉公したいと思っていた職場でいとも簡単にボロ雑巾のように使い捨てにされ左遷され退職を選び心身共にボロボロになっていた頃、「挫折から這い上がる男の話」の本を夢中で読み漁っていました。

今もたまに読みますが、これらの本にどれだけ励まされ、「なんだ俺が悩んでいたのはこんな些細な躓きだったんだ!」と吹っ切れるきっかけを与えてくれたことか。

元々好きだったアーサーCクラークの「海底牧場
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と「イルカの島」
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↑これは2000年から持っていた。

とくに海底牧場は作者のクラーク自身が潜水病で寝たきりの重傷を負い、死を覚悟した病床の中で執筆したそうなので絶望する程の挫折から這い上がる男と彼を支える親友、職場の温かさに涙したのを覚えています。

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スペンサー・ジョンソンの「チーズはどこへ消えた?」どの産業でも停滞期や衰退期はある。もう今後成長が望めない職業なら若いうちにさっさと転職すべきだという勇気を与えてくれた本です。

こういう本の経験って結構あるものでSF作家の星新一氏が父親から受け継いだ会社の経営権を手放して挫折の渦中にあった時に手にしたレイ・ブラッドベリイの「火星年代記」に感銘を受けて作家への道を志すようになった有名なエピソードがあります。

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リー・アイアコッカの「闘魂の経営」フォードの社長をいきなりクビになりライバル会社のクライスラーに請われて社長になったアイアコッカの人生逆転劇です。これも燃えて読みました。

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神林長平作「戦闘妖精雪風」一度は社会に裏切られ、二度目は相棒の雪風にすら見捨てられた主人公が挫折から這い上がるお話。現在進行中でまだ新刊が断続的に出ており、ちゃんとその度に読んでいます。

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そして、一番希望と自信を与えてくれた本がロバート・キヨサキの「金持ち父さん・貧乏父さん」でした。これ読んだ時「こういう発想があったのか~~!!」とリストラされた時の屈辱や苦しみ何て一瞬で吹き飛びました。今まで自分でも社会人になったら絶対持つことが人生の目標だと思い込んでいた「夢のマイホーム。高級車。」などは資産どころか負債でしかない。持っていたら税金や維持費や保険料がどんどん奪い取られていくものは資産じゃない。ただの借金だ。一方持っていたら働かなくても自然に不就労所得をもたらしてくれる物、株や債券やマンション経営や商売の為の社用車は持っているだけで利益が出て貴方の財布を膨らませてくれる。これこそが資産だというキヨサキ氏の理論に「そうか!汗水流して働いても一人の人間が稼げる金なんかたかが知れている!自分が寝ている間もお金に働いて貰い不労所得を得られるようになれば身を削ってまで働くことも、資格を持ったからって将来性の無い職業にしがみつく理由も無いんだ!!やるぞ!僕も不労所得だけで食っていける人間になるんだ!!」とものすっごい夢と希望がモリモリ湧いて来たのを覚えています(私の母はそりゃ人間のクズだと蔑みましたが)。

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↑ロバート・キヨサキが言う。「キャッシュフロ-・クワドラント」どんなに年収を稼いでもキャッシュフロー・クワドラントの左側にいる間は貧乏父さんだ。働かなくても不就労所得が得られる右側に入ってやっと真のお金持ちになれる。BookOffの読者レビューにも書かれている通り私もキャッシュフロー・クワドラントの右側に来れるまで20年間を要したイバラの道でした。おかげで右目壊した。

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逆に「働かなくても生活ができる」という後ろ盾ができるとむしろ働くことが苦痛じゃなくなることも気づきました。これが「悟りを開く」って事なんだなと。別に働かなくても生活ができるから年収何か気にならない。上述のアイアコッカやスティーブ・ジョブスが年俸1ドルで生活できたのは自社株(ストックオプション)の配当金だけで食えたから。純粋に自分は社会や人から感謝されたいから働いているんだ。嫌になったらいつでも辞められるという心の余裕も出来ました。たとえ年収1000万円稼いでも稼ぎが全部ローンと生活費で消えてしまえば毎日が自転車操業でちっとも生活は楽ではないでしょう。だから私は年収1000万円の人を見ても「へぇ~!凄いですね(よくそんなに働けますねという意味)!」と思うだけでちっとも羨ましいとは思わないし嫉妬した事も無い。
2003年の挫折の結果今の私がいます。今ならあの時の経験を笑いながら人前で話せますね。

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