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アニメ・コミック

2023年4月28日 (金)

前の職場から最後の給料

が振り込まれました。これでやっと幕を引けた。本日は平日休暇。過労で今まで履いていたズボン、ベルトでぎっちり閉めないとストンと落ちるくらい体重落ちました!。昨年末から家でも職場でもゲーゲー吐きまくってましたからね。食べたもの全部吐いたこともあります。調べてみたら私そっくりの経験をしている体験談を読んで「ああ、やっぱり退職して間違いなかった・・・」とたっぷりの休日を謳歌しながら実感しています。

まず、過労と体重を回復する事だ。休日なのに朝8時半に自然に目覚めた。こんなすがすがしい寝起きは前の職場では絶対にありえなかったです。栄養補給のためにビクトリアステーキに久々に行きました。

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チキングリルステーキセットにスープバー、サラダバー、そして久々の生ビール大ジョッキで転職祝賀会です。

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おおっ!可愛い物相飯(もっそうめし)。お子様ランチみたい♡。

結果2時間かけてビールは2杯、サラダも2杯、スープは4杯も飲食しました。こんなに食べられたの年末年始の冬コミ遠征以来だ。

でも、隣にいた白髪のおばあちゃん、私よりも前から店内にいたのに読書しながら大きなサーロインステーキにカレーライス、サラダバーにスープバーにドリンクバーと4皿を平らげてました!!「あの年齢でもあれだけ食べて当然なのか・・・・」いかに私の食欲が落ちていたのかが分かりますね。

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2時間のランチのお供は今朝届いたばかりの「ハニートラップシェアハウス」(作:久し慈悲マサムネ、画:神月恍壱/富士見書房)。表向きはスパイアクションモノで、実際ハードな対決シーンや精密な銃器の描写もありますが、実態は「美少女ハーレム物」です。1流スパイの主人公ハヤトに対し幼馴染だったけど今は敵国側のスパイである美少女たちがハヤトを自分の陣営側に取り込むため(≒自分の夫にするため)手を替え品を替え、珍妙な手段で主人公を誘惑するというラブコメディです。実体は大人気の「スパイファミリー」に近いか。あ、そういえば「ゲームセンターあらし」のご両親も本職は国際スパイでしたね。「スパイ」ってなんて男心をときめかすんでしょ!まあだから私もミノックスなんかにハマったんですけど。私の幼少期のスパイ映画では取引の対象は「マイクロフィルム」でした。

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そもそもミノックスも特殊な機材無しにカメラ単体でマイクロフィルムを撮影するために作られたカメラです。でも現代のスパイのアイテムはUSBメモリ。ミノックスよりはるかに身近で安価なメディアになっているのが興味深い(笑)。

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最初にハヤトと接触したセラフィ。同じ孤児院で育った幼馴染で将来お互いに結婚を約束し合った仲。つまり本命です。

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「こんな危険な仕事、あと数年で退職して家を買ってハヤトと結婚し、生涯年金で生活するのByセラフィ)」という明確なビジョンを持ったいじらしい娘です。対する主人公も「俺なら安全にセラフィを保護できる。そうしたらこの業界から足を洗って、セラフィと幸せな家庭を築くんだ(yハヤト)」と相思相愛であることがわかります。

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続いてハヤトを追いかけてきたのは同じく孤児院時代の幼馴染のマリア。典型的な「お色気担当」。幼少期は女っ気ゼロで正直ハヤトは「お兄さんみたいだ」としか認識していなかったけどマリアは本気でハヤトに惚れてました。しょっちゅう裸でハヤトを誘惑します。

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3人目はハヤトの恩師(モデルはジェームズ・ボンド)を引退に追い込んだことを根に持って復讐に来たエミリー。復讐というのも口実で実態はハヤトを夫にするため。実際にハヤトの事を「お兄ちゃん」と呼んでます。典型的な「妹キャラ」です。この後「4人目の刺客(お嬢様キャラ)」もすぐ現れますが、まだ私は2巻までしか読んでないのでお楽しみに取っておきます。いかにも各キャラ共に「典型的なテンプレ」通りの設定でわかりやすい。あまり難しい事考えず頭を空っぽにして楽しめばよいと思います。

これだけ飲んで食べてお勘定はたったの2.350円!この程度の金額で宴会出来るなら安いもんです。で、お約束!支払おうとしたらバーバリーの小銭入れが無いっ!?誰かにスラれたか?と思ったら、スルなら小銭じゃなく札束が入ったヴィトンのサイフ狙うだろ(いちいちブランド名書かない!)!と落ち着く。昨日最後に小銭払った場所だ何処だか思い出せ!!そう、昨日仕事上がりに寄った「ラーメン山岡家」(また山岡家か、好きだねぇ~!)じゃないか?Telで確認したら確かに遺失物として保管されてました。先々週の免許証の時もそうだけど、小樽市民って本当にモラルが高いですねぇ~(感謝)。つ~か最近私、落とし物多すぎ!!そうとう過労で頭がボーっとしている証左でしょう。あまり貴重品外に持ち歩かない方が良いぞ。

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2023年3月28日 (火)

ちょっと遅れたけど、松本零士様死去

昨年イタリアで倒れられた時、もう長くないと思いましたが、「宇宙戦艦ヤマト」「キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」の松本零士さんが亡くなられました。ご冥福を祈ります。

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前もネタにした松本零士先生マンセー本です。ちょうど松本零士先生ブームの頃の1978年刊。翌年から「銀河鉄道999」が放送されます。

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1991年の「MONOマガジン」掲載の「ブライトリング・ナビタイマー」の漫画。これ、当時リアルタイムでバイト先の西友の社員食堂で読んでます。ちょうど、セイコーが「今機械式腕時計を復刻しないと職人がいなくなる!」と大慌てでゼンマイ式腕時計を復刻していた時期だけに興奮しました。

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劇中でこの主人公、ベンツ190SL(だったと思う)に乗っているんです。バブル景気だったとはいえ、若者がそれ乗っている位だから何らかの専門技能職で高給取りだったはず。今私がめるちゃんに乗っている事からしても、この漫画は私の後半生に相当影響を与えています。

今年の冬コミ遠征で「ホタルナ」に乗れたのも「虫の知らせ」だったのかも?言うまでも無く松本零士先生デザインです。船内放送もメーテルと鉄郎でした。

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↑ああっ!これ欲しい!!マグネットをつかっているんでしょうか?本当に宙に浮かんでいます!!

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銀河鉄道999と言うと鉄郎が食べていた「合成ラーメン」。私のイメージではコレ!!製麺技術が進んだ今日では「マルちゃん正麺」の方が麺のコシもスープの出汁もずっと上ですが、私は元祖マルちゃんのクラシックで素朴な味の方が好きです。なんと言ってもこのしょうゆ味ラーメンについてくるコショウベースの粉末やくみが絶妙な風味を出すんです(ちなみに私の記憶では小中学生の頃はスープも粉末だった)。

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私の幼少期に「夢」を目いっぱい与えて下さった「漫画家の神様」でした。大好きでした。巨大ロボットは兵器として通用しないことを見抜き、ガンダムブームになってもロボットものに手を出さなかったのも好きでした(巨大ロボットアニメが嫌いな訳じゃない。「真似をしない」所が志が高かったという意味です、事実等身大のパワードスーツはヤマトでもSF西遊記スタージンガーでも使ってます)。銀河鉄道999では「スペースコロニー」を否定していますよね。松本零士先生の作品は100年後までも語り継がれると思います。安らかにお休みください。

2023年3月24日 (金)

ニコル様のタキシード仮面

「はめふら」でも人気の高い仮面舞踏会のニコルとカタリナのエピソード。

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ソフィアもカタリナがお兄様のタキシード仮面姿に弱い事見抜き、再三挑戦させています。

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絵的にもとっても奇麗ですね。まるでセーラームーン。と思ったら、すでにニコニコ動画でありました。シチュエーションは正反対にしておきながらオチは同じ(笑)。まあ確かにどっちも「魔法少女」で「転生者」という共通点があるが。

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婚約者のジオルドには悪いけど、私はカタリナはニコルとくっついて欲しいと思ってます。ソフィア(≒あっちゃん)のためにも。

2023年3月20日 (月)

まさかの「モテ期!」たーたん!!

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前回西桐子さんの「たーたん」6巻読んで続きを知りたくなって「ビッグコミックオリジナル」買いました!!

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そう。新たな恋のライバル出現に二人は気もそぞろに・・・!

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二人が乗った宅配トラックの荷室に忍び込む二人。「どうか上田さんの事は諦めて欲しい!」と詰め寄ります。たーたん生まれて初めての「モテ期」の襲来に戸惑うばかり。

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あらら、二人とも本気だ。「今は鈴を成人するまで面倒見なくちゃいけないんです!」と必死で逃げるたーたんですが、混乱で頭がぐらぐら。

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「俺がこんなにモテる訳が無い!」「これは何かの間違いだ!」すっかり憔悴しきったたーたん。鈴にバレたら怖いぞ~!!

2023年3月 4日 (土)

まさかの百合展開?

バブル期版「はめふら」こと「JKからやり直す」読んでます。

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以前に「西園寺さんは私を手籠めにしたいのねぇ~!」と妄想した小百合ですが、それが妄想でも勘違いでもないことが証明されます(笑)。

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「マジか!」ハヤナも真紀もドン引き!!リアルメアリだ!!

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んでも、小百合の「助けを求めている人は全力で助ける」という真心がやっと西園寺さんに届いたことをNDS(二ノ宮小百合を大学に進学させる)部全員が認識します。

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「何だ、この子本当は良い子じゃないか。」全員が安堵する瞬間。で、小百合は二ノ宮家崩壊の原因になった北海道のリゾート開発の事を西園寺さんから情報リークして貰えるんです。お父様がこの事業から撤退すれば二ノ宮家崩壊は防げる!!いよいよ風雲急を告げます「JKから」。頑張れ小百合!お父さんの破産を防げ!!」

2023年3月 2日 (木)

悪役令嬢が一致団結する作品

この前も描いた「前世の記憶をカミングアウトする悪役令嬢モノ」ですが、無料サイトで続き読んだら結構面白かった。何と、この後悪役令嬢が5名も登場します。主人公の子だけじゃないんですね。で、その「無実の罪」を着せられ国外追放になる悪役令嬢5名が一致団結して破滅フラグに立ち向かうというのが新しかった(↓主人公は一番左の子)。なんだか「ベルセルク」の「ゴッドハンド」みたいな登場の仕方だな。まあ、濡れ衣とは言え「悪役」ですから・・・

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宰相の令息との恋愛物語であるとともに自立する令嬢達の友情物語でもあります。どの子も王子様に頼らず自力で運命を切り開いていきます。もちろん宰相子息ルーファスの支援あっての事ですが。

「はめふら」のカタリナも「はいからさんが通る」の紅緒もそうだけど「王子様に頼りっぱなしでなんかいないわ!」という「自立した令嬢ばかりです。ルーファスに甘えているのは主人公のピアだけですね。

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「はめふら」のアニメ第1期ガイド本でも制作者の皆さんが書いているし

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実写版「はいからさんが通る」の南野陽子さんも歌っている。「あなた次第で生きてくような乙女じゃ、悲しいわ」って。

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懐かしい。私高校生の頃の映画です。一説によると大学の卒業式で羽織袴姿が流行るようになったのはこの映画がきっかけだとか。

2023年2月18日 (土)

他人を褒められない人は自分も褒めてもらえなくなる

過去にも書いた事ですが、優秀な人、素晴らしい業績を上げた人を褒めることが出来ず嫉妬やっかみ僻みばかり言っている人は、自分も誰からも褒めて貰えなくなる。今回の「冬コミ」でも本当に実感しました。「カメラ島」「情報・評論島」で出店していた皆さんは誰もが自分以外の人が書いた本を裏表なく「賞賛」できる懐の広い人ばかりでした。

で、褒められたらやっぱり誰だって嬉しいから「実はこんな美味しい情報があるんですよ!」「実はこんな珍しいレンズを持ってきたんです」と面白い情報を教えてもらえるようになる。そうすることで人脈が広がる(そもそも「同人」とはそういう意味)。

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こういうこと書いたら「はめふら」のファンサイト様でも私の持論と同じ事書いていました。

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>カタリナはいつも相手を全力で褒める
>素直に凄いと感心しているのだ
>そこに打算は一切ない

そして

>カタリナは”人には向き不向きがある”と口にする
>どうやらカタリナは根っからそう思っているようだ
>そのためカタリナは相手の長所を妬まない
>感心したら心から称賛する

私と全く同じこと書いていますよね。私は天性の運動オンチですが、ゴルフやスキーが得意な人に嫉妬したことは無いし。心の底から正直に賞賛します。サッカーの選手が野球の選手に嫉妬したって、フランス料理のパティシエが懐石料理の板前に嫉妬したって意味が無いでしょう。全く職種が違うんですから(漫画の「味いちもんめ」にそっくりそういうお話あります)。

だから「遊びで写真撮ってるアマチュアのくせにライカなんか使いやがって!」という某大写真家センセイ様に私ははっきりいってやりましたね。「でしたら先生の自慢の中判カメラで生意気なアマチュアの鼻をへし折るような物凄い傑作写真撮って見せてください。できるんでしょう?」と。

ルネッサンス期のヨーロッパでは一人ですべての学問をこなす「万能人」が理想と言われましたが、分業が進んだ現代ではそんなことは不可能なのは誰でも知っている。でしたら「自分はスポーツは苦手だけど、この分野だけならばそう簡単に他人に負けない自信がある!」というジャンルを作ればよいんです。カタリナと会う前の「はめふら」のキャラはみな劣等感の塊のような人ばかりでした。でもメアリは園芸の才能を、ソフィアは文学と言う共通の趣味を、マリアはお菓子作りの才能を、ニコルは自分がとても恵まれているという自己肯定感を、アランはピアノの才能をカタリナに見いだされてコンプレックスから解放されます。

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逆に「完璧超人」過ぎて何もコンプレックスがないジオルドはカタリナに何も優しい言葉をかけて貰えないという・・・

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日本の普通の女子高生が転生する前のカタリナはまさしく私が描いた通り、他人の嫉妬やっかみ僻み妬みばかり言う女の子だったようですね。

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だからジオルドに相手にされなかったし誰からも嫌われていた。せっかく親切で役に立ちそうな情報を見せたり教えてあげても嫉妬やっかみ僻み妬みで返されると「ああ、この人にこういう事教えてあげても迷惑がられるだけなんだな」と見限られて誰も何も教えてくれなくなるし見せてくれなくなる

>「それをヤツは妬みの問題に置き換えるからますます嫌いになる」

「じゃあ貴方の事を大好きだというファンは居るんですか?」と私は聞きたい。アマチュアなんかに嫉妬する暇があるなら自分のスキルや知識を磨こうとする努力をどうしてしなかったんでしょう?貴方より写真が上手いアマチュア何て履いて捨てる程います。その全員の芽を一つ一つ積んでいたらそれだけで一生終わってしまうんですよ。

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カタリナちゃんも自分の努力不足を棚に上げて自分よりも努力した人間に嫉妬やっかみ僻み妬みを言う不届き物には容赦しませんよね。

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カタリナちゃんの言っている事に何か間違いありますか?

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「友達を侮辱する奴は許さない!友達を守るためなら私はどんな悪役でも演じて見せる!」この作品の「悪役令嬢」ってそういう意味だったんです。

ちなみに信じられない事ですが、上述の「遊びで写真撮ってるアマチュアのくせにライカなんか使いやがって!」と言っていた某大写真家先生様ですが、「嫉妬されるのが嫌なら鼻持ちならない自慢話を辞める事だ!」と言っておきながら私が一切その大写真家先生様にカメラもレンズも写真も見せなくなったら「増田は俺に何も見せてくれなくなった教えてくれなくなった連絡しなくなった!何で俺の事を無視するんだ!」と逆切れして私の事を攻撃してきまして「は?貴方がおっしゃったんですよ?嫉妬されたくなければ自慢話するなって・・」と答えたら「俺そんな事言ったか?全く記憶が無い・増田の作り話だ!」とまた逆切れされました。貴方が忘れていても言われた方は未来永劫覚えているんですよ。「暴言は放たれた矢のごとし」忘れたから無罪放免は通じないんです。「天に向かって唾を吐く」って言葉、知りませんか?

2023年2月 7日 (火)

「たーたん」6巻購入

1巻から購読している西桐子さん作「たーたん」(ビッグコミックオリジナル掲載)6巻買いました。なんせ月1連載なので進行が遅い遅い!

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とにかくヤバい6巻」とある通り!風雲急を告げる展開です。

第1巻第1話読んだ時点でもう予想ついてましたが、やっぱり鈴の母親は15年前に夫に殺害されていたんですね。血しぶきを浴びた鈴の産着を見ればわかる。

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凄惨な殺害現場。たーたん(敦)にとっては中学時代の憧れのマドンナだった智絵ちゃんをかっさらって行っただけではなく幸せにするどころか浮気のし放題で散々智絵を裏切り続け最後には殺してしまった征司には怒り心頭でしょう。

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「あの時好きだと告白していたら智絵ちゃんはまだ生きていたのかもしれない・・」後悔ばかりのオッサンです。

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鈴の母親を殺した奴に鈴の父親を名乗る資格なんかあるものか!来たら殴って追い払ってやる!至って当然の反応ですね。なんでこんなクズ野郎と結婚したんだろ?中学生の頃は「不良の男の子」がカッコ良く見えちゃうもんなんでしょうか?

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鈴の父親だけでなく、親友の真紀の父親も人間のクズです。本当にクズ野郎ばかり出てくる漫画ですがこちらはやっと解決が付きました。

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やっと男運に恵まれましたねお母さん。

「他人を殴る位なら殴られた方がいい」

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中学生のころから征司に弱い者いじめされていたたーたんですが、その「暴力で他人を屈服させる奴は最低だ」と愚直なまでに実直に、誠実に生きてきた敦は職場でもとても人望がある。粗暴な性格故家族を失ったクズ男と、一見頼りなさそうで、実は人望があり血のつながりの無い娘とささやかな幸せを手に入れた善人の対比が良く描かれている。「どっちが魅力的な男性だと思いますか?」という作者さまのメッセージだと思います。

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しかも女性にモテるっ!(けど本人はそれに気づいていないのがお約束)ちなみにこの2名は鈴からは鬼婆のように嫌われてます(笑)。

あんなのが明日から鈴の継母だなんて絶対に許さないんだからっ!」二人にとっても鈴の存在は目の上のたん瘤です。

2022年12月24日 (土)

前世の記憶をカミングアウトする悪役令嬢

前回、前世ではうだつの上がらない地味女が交通事故で死んだらゲームの中の悪役令嬢に転生していた!ってネタが多すぎやしないか!?と書いたら最近は自ら自分は悪役令嬢で今のままでは王子様に殺されてしまうので早く婚約破棄してくださいと前世の記憶をカミングアウトする作品まで出てきた。

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コレとか。これ、「狼王子の花嫁」の可歌まと先生じゃないですか!

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こんなベテランさんまでこの分野に手を出すとは。編集さんがしつっこく「転生悪役令嬢売れるから描きましょう!」とせっついたんだろうなぁ・・・

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見ての通り、結婚初夜に王子様に「自分は生まれ変わりで、実は王子様と私にはこういう結末が待っているので離婚してください!」と懇願しますが、むしろ王子様は興味津々で「私と二人で運命に抗ってみませんか?」とますます姫への愛情を深めるという・・・

もひとつ目がコレ

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この子も「はめふら」同様、意識を失ったときに前世の記憶を取り戻し、これは乙女ゲームの中の世界で自分はいずれ王子に国外追放される事を思い出し早く婚約破棄してくれと懇願するんですが、

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こちらの王子様(正式には宰相の息子、だから「はめふら」のニコルにあたる)も理解があり「一緒に破滅フラグを乗り越えましょう」とますます王子様に溺愛されるようになります。前世の大学院生だった頃の記憶(チート能力と言うのか?)を覚えている事から「元々ロックウェル家は学者一家だったが、その中でもピアはその血筋の集大成。神童だった」「国そのものの発展に寄与する才女」とまで絶賛しています。ベタ惚れですね。

実際にヒロインが本気で怖がっている「自分を破滅フラグへ導く女(はめふらのマリア・キャンベル)」キャロラインが本当に二人の前に出現した時王子様も「ピアの言っていた事は真実だった」と確信するようになります。

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↑戦慄のシーン、

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ここまで怖がっていたら、いくら何でもピアの言っている事が嘘でも演技でもなく本気だとわかるでしょう。王子。

これ見ると、元祖「はめふら」のカタリナは本当に不器用で自分で何でもかんでも背負い込んでしまうせいでジオルド王子の気持ちをシャットダウンしているのがわかる。カタリナも最初から自分が生まれ変わりでこのままではジオルドに切り殺されるか国外追放になるから早く婚約破棄して欲しいと本音を言えばよかったんですよ。きっとジオルドも上の2作品と同じ対応を取ったはず。ジオルドも何故こんなにカタリナがよそよそしいのか理由が分かって安心するし、それで二人の誤解はすぐに氷解しただろうけど、「はめふら」はその「勘違い」そのものを楽しむ作品なのでそれを突っ込むのもヤボだとは思う。

これだけ同じような設定「生まれ変わり」「ゲームの中の世界」「破滅フラグしかない」「魔法学院」を使いながらも選択肢を少し変えるだけでもストーリーが大きく変わる。だから同じような作品が何十作も出てくる(笑)。

2022年12月16日 (金)

憧れの作家さんが一気に二人も

小学1年生の頃「闘将ダイモス」を見て以来ファンだった聖由紀先生の訃報が流れました。享年72歳。

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SF版「ロミオとジュリエット」ですよね。敵側のバーム星人も地球に平和的に移民を求めてきた訳で決して悪人じゃなかった(「空飛べないくせに」と見下してるような本音は見えたが・・)。主人公もバーム星人の誤解を解いて和平の道を繋げるため(まあ本心は敵国の姫様を嫁にするためだが)戦ったんです。ダイモス自体、対異星人用兵器だった訳じゃなく平和利用の惑星開拓用ロボットだったんだし。小学1年生だったのに最終回覚えています。

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むしろ代表作の「超人ロック」より先に覚えました(超人ロック読んだのは中学1年生になってから)。

同じく手塚尾作先生の「火の鳥2772」のコミカライズ(↓)

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を手掛けた御厨さと美先生も74歳で死去

漫画家60歳寿命説が取り立たされた頃よりは10年寿命が延びてますが、それにしても早すぎやしませんか?

50歳の坂を超えて、多数の持病を抱えて、最近本気で自分の余命を気にするようになりました。正直私も70歳まで生きる自信が無い。

さっき小樽市内の某病院から「4月からでいいから土曜は隔週で休ませるからウチに来ないか?」とヘッドハンティングが来ました。涙が出る程嬉しかった。もちろん即答しましたよ。もうこの職場辞めます。

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