冷房デビュー
昨年、一昨年の連続熱帯夜に懲りて今年遂に冷房買ったお話は前にしましたね。暑くなってから買いに行ってももう品切れで手遅れ!だったので今年は4月に購入しました。
しかし購入後涼しい日が続き、なかなか開封の機会が無かった。本日ようやく念願の夏日(小樽の最高気温29℃)を記録したので晴れて冷房デビューとなります。暑くて嬉しいなんて本末転倒だな💧。
説明書~
設置!後ろの鳥かごやカメラ除湿庫を見れば大きさは想像つくと思います。
室外機は無くこのぶっといホースで熱風を外へ逃がします。壁に穴を開ける必要が無いので家主さんに工事の許可を得る必要が無いし、引越しの際には持ち運びが出来ます。
このホースで熱を窓の外へ捨てるので触ると結構暑い!高校時代に物理の授業で習った「熱力学第2法則」を実感します(w)。ちなみにクラウジウスはこの「熱力学第2法則」からF0.5より明るいレンズは作れないことを証明したと聞きますけど(←この業績はエルンスト・アッベの「正弦条件」よりも早い!)、この理論がどうやって幾何光学と繋がるのだろうか(下画面参照↓)?
やっぱり「天才」の発想は違う。熱は基本的に高いところから低いところへ流れる訳でその逆は無い。という事はここでかなりの熱が部屋に戻っているんじゃないか?アマゾンですでに同製品を購入済みのユーザーさんの情報でこの廃熱ホースにアルミの断熱テープを巻くとかなり冷房効果が上がると書いてあったので真夏になる前に私もやろうと思います。
外から見た排気口。何だか排気口が途中でふさがれているので排気効率悪そう・・・
↑本物のエアコンの室外機(右下)と比べると容量は雲泥の差・・・こりゃメルセデスとホンダロードパルを比べているようなもんだ。いいんです!原チャリでも条件次第では4輪車より速いじゃないか。
風量が強弱の2段階しか選べないので「弱」にしても強風となります。また室外機がないから冷房機本体に熱交換器とファンが内蔵されているのでけっこう(かなり)うるさい!!エリア88の風間真になった気分です。
「スポットクーラーなので部屋全体は冷やせません」と書いていましたが、8畳間の私のアパートでは十分な出力です。30分も掛けていたら25度にまで室温が下がりました。お値段を考えれば上出来です!
使うたびに廃熱ホースを窓の間に挟む手間はかかりますが工事不要と考えればたいした手間ではない。これで今年の夏は熱帯夜の日でも快適に眠れそうです。